旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


育児・子どものこと

2歳2ヶ月のイヤイヤがすさまじい。父の車のメーカーまで否定。

2歳2ヶ月の我が子は絶賛イヤイヤ期の真っ最中なのだけど、ここ数日、イヤイヤの発揮ぶりがひどくて非常に手こずっている。はっきりいって、母は相当イライラしているよ…! さっきまでご機嫌だったのに、急に態度が変わって大暴れモードになることが日に数…

新玉ねぎ、たいやきとタイヤ、夕焼けと九州の特急

新玉ねぎがおいしい季節。毎日、というか毎食食べている。朝ごはんは、新玉ねぎのマリネと新玉ねぎのアンチョビ炒め(粉チーズのせ)。昼は新玉ねぎのスープで、夜は新玉ねぎ入りのカレーライスと、玉ねぎ豆腐ハンバーグに新玉ねぎドレッシング。どんだけ玉…

未来のお花博士とお散歩

子どもと過ごすゴールデンウィーク。大きな施設や人の多い場所には行けないけれど、近所の散歩もなかなか楽しい。子は道ばたの小さな草花が好きで、足を止めては「これ、なんのお花?」とか「もうすぐお花さく?」と聞いてくる。聞かれても知らないことがほ…

3年ぶりの買い物欲と、日常の風景に擬態する生き物たち

今年はなかなか暖かくならず、4月半ばを過ぎてもまだ長袖ヒートテックとセーターを着たりして衣替えが進まなかった。が、やっと気温が高くなってきたし来週にはゴールデンウィークが始まるし(春っていうかもう初夏の入口だ)いい加減ウールのセーターを着て…

2歳児も食べられる甘口チャンピオンカレー【野々市】

チャンピオンカレー、通称「チャンカレ」にてLカツカレーをテイクアウトした。前日からとんかつを食べたい欲が高まっており、いっぽう夫はカレーを食べたがっており、それならカツカレーしかあるまい!ということで。 しかし我が家の2歳児に普通のカレーは…

タカシマヤカタログギフトのはがきを紛失したけど、電話で申込みができた話

タイトルのとおり。 タカシマヤのカタログギフトをいただいて、何をもらおうか考えているうちに気がつけば申し込みはがきを紛失していた。はがきにはIDが記載されており、それさえわかれば(はがきがなくても)ネット注文ができるのだけど、いちいちIDの…

ピタゴラスイッチ「かさねておえかき」を作ってみた

2歳の我が子はEテレの「ピタゴラスイッチ」が好き。ちなみに私も好き。自然科学のふしぎやなるほど、発想や視点のユニークさ、工作のヒントなどが多くてわくわくする。 数あるコンテンツのなかでも最近子どもが気に入っているのが「かさねておえかき」のコ…

保育園の手作りランチョンマットには、手ぬぐいが使える

子どもが保育園で使うランチョンマットを作った。材料は手ぬぐい。自分の手ぬぐいを眺めていて、横幅が指定サイズとほぼ同じことに気づいたから。そして何より、手ぬぐいは両端がほつれない仕様になっているので縫う必要がない=作る時間が短くて済むし簡単…

みかんの皮をきれいに並べたいタイプらしい

実家の静岡から届いたはるみ(みかん)。箱のイラストがかわいい~。はるちゃん、温子さま、きよねぇ、かんたくん、などなど柑橘品種のキャラクターがいっぱい。 はるみは清水の特産品で、清見×ポンカンの交配種。粒はプチプチさくさくで不思議な食感。口に…

ホールサイズのティラミスと、8ヶ月ぶりの抱っこひも再デビュー

大雪まみれの三連休明け。除雪車が入らない細い路地には雪が積もりまくり、もはや平時の姿が思い出せないくらい道幅が細くなっている&雪で路面全体が数十センチ底上げされている。ふだんは車も通る道だけど今は絶対むり。 こんな感じで町のあちこちが通行不…

保育園のクリスマスプレゼントと、頑張れわたしの年賀状書き

クリスマスはさらりと過ぎていった。イベントっぽいこととして、骨付きチキンとクリスマスツリーの抹茶モンブランを食べた。これだけでじゅうぶん。 子供の保育園ではクリスマス会があって、プレゼントとしてミニじょうろ、船のおもちゃ(3つ)、かるたなど…

今年最後の香箱ガニ(たぶん)と、忍び寄る鈴の音

金沢港で買ったという香箱ガニをいただいた。今シーズン2回めの香箱。うれしすぎ。相変わらず内子(卵。濃いオレンジ色の部分)のおいしさときたら、一口ごとに打ちのめされそうになる。文句のつけどころがない純粋な旨みのかたまり。旨みという概念を具現…

1歳のどんぐり帽子第二弾。セリアの毛糸でボーダーに挑戦

去年作ったかぎ針編みのどんぐり帽子。色も形もかわいいし、子どもにかぶせたときの丸い形がとにかく愛らしい。何よりうれしいのは子ども自身が帽子を気に入っていること。出かけるとき玄関でコートを着せると、自分から「ぼーし!」と言って手に取る、また…

東海道新幹線に忘れ物。ぞうの一人旅

先日、1歳の息子を連れて新幹線に乗ったときのこと。 品川から静岡までこだまで約1時間30分。車内でグズることなく過ごせるよう、お気に入りのぞうのぬいぐるみ・まだ見せたことのないシールブック・おやつなどを用意していった。車内ではおおむねご機嫌…

手取峡谷で滝を見て、もく遊りんでピザを食べる

8月終わりのある日、手取峡谷までドライブに行った。目的地は綿ヶ滝。連日の猛暑でうんざりだけど、滝の近くはきっと爽やかで涼しかろうと期待を込めて。 綿ヶ滝近くの広い駐車場に車を停める(先客が何十台もあり。暑い休日、考えることはみな同じね)。左…

密かにおそろい、子どものパンツとリカちゃんのワンピース

子ども用にハーフパンツを作った。今までは脱ぎ着させやすい&動きやすいということでストレッチ素材のパンツを愛用していたのだけど(主にユニクロ)、体にぴったりしているぶん暑そうなのが気になって。涼しい素材と形のパンツを探していたときに、待て待…

言葉が増えてきた1歳半。ぐわん(ごはん)を連発

1歳半になる息子、最近になって語彙がめきめきと増えている。ある日突然新しい発語があったり、意味が拡大したり、使い方に応用が出てきたり。教えたつもりはないのにいつのまに覚えたの?っていうケースもあって、いちいち面白い+かわいい+マジで賢すぎる…

夜の時間の使い方を見直して、リカちゃん活動に励む

先日までの4連休のあいだに夕方~夜の生活スケジュールを変えてみたところ、いろいろと調子がよい。夜の自由時間がぐっと増えた。 これまでは子どもの寝かしつけが終わってから大人の夕食を始めていた。だいたい21時過ぎに夕食開始、片付けまで全部終わると2…

難関トンネル工事の『高熱隧道』、読書の友には細長いパン

1歳児との暮らしにおいて実感していること……平日も休日も関係なく、「自分の時間」をとるのが難しいということ。子が起きている間はかかりっきり、子が寝ている間は家事全般やること山盛り、ひととおり片付いて「よしやっと自由時間!」と思う頃には体力が…

復職3日目。子どもも私も想像以上にたくましくてよい始まり。

ベランダの大文字草がぐんぐん成長中。上の写真は3月15日、下は4月5日。葉っぱの勢いがちがう。毎朝、植木鉢を観察するのが楽しい。 さて、育休が終わり職場復帰して3日が経った。これまでずっと家で一緒に過ごしていた子を保育園に預けて働きに出ると…

今週二度目のクッキー作り。子を預け、復職直前に思うこと

二日前に作ったしょうがクッキーが残り少なくなってきたので、なくなる前に補充すべく抹茶クッキーを焼いた。なかしましほさんのレシピにはまった。ボウルの中で手で生地をまとめるだけ、粉ふるいもゴムベラもなし。短時間でできて、洗い物が少なくて、そし…

保育園がはじまり、クッキーを焼き、つくしを見つける。

子どもが保育園に入園し、慣らし保育が始まった。初日からフルで預けるのではなく、まずは午前中のみ、次いでお昼ごはんまで、さらに夕方まで、というふうに預け時間を少しずつのばしていく。始まるまでは「子どもが園に慣れるための期間」という認識だった…

焼いておいしい、新出製パン所のチーズ食パン

義実家に釜揚げしらすをおすそわけしたら、入れ替わりでパンをもらった。新出製パン所の食パン2種類。これはうれしい物々交換。 右「ごしゅのちーず」、その名のとおり5種類のチーズが練り込まれたパン。トーストすると、柔らかくなったチーズがパン生地と一…

子の退院、付き添い入院終了、クエルチャでねぎらいのピザ

子どもが晴れて退院。同時に私の付き添い入院も終了し、3週間にわたる病院生活が幕を閉じた。 気力体力的にキツかったし早く家に帰りたくてたまらなかったけど、3週間もあると子どもも大人も環境に適応するものだなーと実感。不便さや不自由さにはだんだん…

春の雪、海に虹、そろそろ退院のしらせ

今朝はいつになく寒かった。窓のカーテンを開けると地面がうっすらと白い。記録的な暖冬だった今シーズンの、まさか3月も半ばになってから雪景色を見ることになるとは。 午前10時ごろ、子どもを抱っこして病棟の廊下を歩いていたら、つきあたりの大きな窓か…

桜もちと、早めの桜開花予想と、無観客の大相撲

甘いお菓子はどんなときでもおいしいし必要なもの。たとえそれが、子の付き添い入院という気分的身体的に閉塞的な環境であっても……というか、むしろそんなときだからこそ癒やしとして必要だ。今いる病院の売店には、大手メーカーの大量生産品ではなく地元店…

水平線に沈む夕日と、治部煮の離乳食

今日は夕日がとてもきれいに見えた。滞在中の部屋(残念ながら病院だ)は西向き&海向きなので、水平線に太陽が沈んでいくのがよく見える。雲に邪魔されることもなく、じりじりとした丸い光が徐々に海の向こうに消えていく一部始終を見た。線香花火の玉に似…

3月未明、海に沈む月

海に沈む夕日は見たことがあるけれど、月が沈んでいくのを見るのは初めてかも。写真は3月上旬午前5時45分、金沢西側の海辺にて。 海の見えるリゾートホテルでこれを書いている……のではなく、ここは病院である。先日から子どもが入院しており、私も付き添い入…

読みたい本が多すぎて、図書館の本を借りまくる(読めるかどうかは別問題)

読みたい本がたまりすぎて消化が追いつかない今日この頃。今日この頃どころか、ここ一年くらい慢性的にそんな状況である。0歳児と暮らしていると自分のための自由時間なんてのはものすごく貴重で、日中に許された読書タイムは子の昼寝中くらい。そのすきに「…

愛娘への思いがあふれまくるエッセイ、角幡唯介『探検家とペネロペちゃん』

角幡唯介さんのエッセイ『探検家とペネロペちゃん』を読んだ。著者は太陽の昇らない北極での単独探検を書いた『極夜行』でノンフィクション大賞を受賞した探検家。ペネロペちゃんというのは角幡さんの愛娘の通称で、この本は、角幡さんが娘をどれだけ愛し、…