2009-01-01から1年間の記事一覧
日に日に濃くなる姫リンゴの赤。見るたびにもう、惚れ惚れしてしまう。 ハゼの紅葉も、それはそれは綺麗な色。 ベニシタンも見事。葉がこんなに色づいたのは初めてじゃないかしら。 ヒメシャラはぽつぽつと落葉。枝には早くも来春の新芽が見えている。 秋だ…
盆栽の姫リンゴが、どんどんいい色になっていく。 嬉しさのあまり、すべての実を布で磨いてみた。 なんという輝きだろうか!
神奈川県は箱根町にある金時山に登ってきた。富士登山以来、共ににわか山ガールになってるMちゃん、ひょんなことから今回誘ってくれた愉快な登山サークルの仲間(ほぼ全員が初対面)と、あわせて総勢10名余り。金時山は標高1213mである。富士山ほどの重装備…
先日の台風通過時、このあたりは暴風の直撃をくらい、愛しの盆栽ちゃんに被害が及んだ。震度5の地震でも平気だったのにー! 風が去った翌朝、盆栽棚を見たらいろいろ悲しいことになってた。盆栽棚から鉢が落ちるとか、鉢が横に倒れるとか。鉢の中身が根っこ…
湊かなえ『告白』 2009年本屋大賞受賞作。我が子を失った教師による、「娘は事故死ではありません、このクラスの生徒に殺されたのです」という告白から始まる物語。第一章を読んで恐ろしくなり、第二章を読んでさらに恐ろしくなり、続く第三章で恐ろしいやら…
10月1日は衣替え。JR職員の制服も秋冬バージョンに変わった。いつもの駅、いつもの改札、いつものみどりの窓口。だけどいつもと違う、駅員の制服!きゃああ! 昨日まで水色のワイシャツだったのに、全員黒の長袖ジャケットになってるー!やばい、自分が制服…
先日発売された新潮社の雑誌「yom yom (ヨムヨム)」12号(2009年10月発行)は必読。森見さんのエッセイが掲載されている。森見さんというのはもちろん、私が好きで好きでたまらない作家・森見登美彦氏のこと。 森見さんは「この文章を読んでも富士山に登り…
姫リンゴの実がかなり密集していたので、思い切って半数くらい摘み取った。それから丸一日が経ったころ、姫リンゴを見ると実が赤く色づいていた。それも急激に。 ほら! 急に赤くなってる。栄養が行き渡ったからか? まるまるしていて可愛いよー。 赤くなる…
五連休のシルバーウィーク、遠出の予定はひとつもなし。何しろ盆栽の手入れに余念がないもので。これぞシルバーっぽさ全開の趣味。このところ日差しも気温も和らいできて、屋外で土いじりをするのに最適の時期になったなあ。 というわけで、久々の盆栽記録だ…
先日、何かと情報通で新しもの好きな知人から「ブラムリー」という品種のりんごをもらった。生で食べるには不向きだという青りんご。長野県は小布施町で作っているのを取り寄せたらしい。イギリスには「クッキングアップル」と呼ばれる料理専用のりんごのジ…
夏はまだ終わらないわー。青春はまだまだ終わらないわ!!!ということで、青春18きっぷで金沢に行ってきた。 青春18きっぷでの金沢旅行も三年連続。手慣れたもんだ。午前5時に家を出て午後1時30分に金沢着。けっこう近いなと思ったけれど、冷静に考えたら遠…
先日、富士登山を成し遂げたわけだが(絶景! 日本の最高峰へ二度目の登山)、その道中で夢のようなことが起こった。 想像もし得ないスーパーミラクル。これが奇跡じゃなくて何だっていうの! ヒーヒーのフーフーで登り道を歩いている途中(あれは八合目の手…
二年ぶり二度目の富士登山に行ってきた。 旅行誌の取材も兼ねて、友人二人にカメラマンの四人チームで。 今回は人を笑わせることに頑張りすぎてしまうメンバーが集まっているので、とにかくしゃべりすぎ&笑いすぎによる酸素消耗をできるだけ控えること、と…
8月に富士山に登るつもりなので、靴慣らしとトレーニングの意味でウォーキングをしてみた。大井川沿い、茶畑の緑まぶしい川根路を延々。新金谷駅を起点に国道をひたすら北上する。不必要にごっつい登山靴を装備して。 「茶畑の緑まぶしい」っていうか、歩け…
スターバックスコーヒーに行くと、必ずホイップクリームがのった商品を買ってしまう。というかむしろ、ホイップを摂取するためにスタバに行く。コーヒーが好きなわけでも、雰囲気に惹かれているわけでもなく、ホイップめあて。だってスタバのホイップおいし…
はるばる北海道から遊びに来た友人に、静岡を案内する。観光情報に関わる仕事をしている私の、ここは腕の見せどころ。「富士山に、桜えびに、お茶に、おでんに、やきそばに」という友人の期待に何が何でもこたえたくて張り切ってしまう。張り切って、由比へ…
愛知県常滑へ行ってきた。常滑は、焼き物で知られる町だ。「焼き物に興味あり!」と、ひとりは金沢から、ひとりは札幌から、私は静岡から。これだけ離れた場所にいる三人が常滑で集合って、相変わらず渋すぎる。すてき。 常滑の市街には、古くからある窯元や…
『人生問題集』を読みふける。精神科医・春日武彦氏と歌人・穂村弘氏の対談集だ。生きることに不器用で、世間と対峙するための現実感が希薄で、そのために生じる居心地の悪さを言葉の力で解消できないかと試み続けている二人が、「友情」「救い」「孤独」「…
盆栽のバイカカラマツが咲いた。秋から春先にかけては完全な沈黙状態(地中にあって外からはまったく見えない)なのに、四月になったらちゃんと細い茎を伸ばして薄い葉をつけるんだから感動する。この、頼りなげでいて芯がある感じ。清楚にして凛とした感じ。…
友人Sちゃんと小田原で待ち合わせて遊ぶ。彼女は東京から、私は静岡から、お互いの中間地点ってことで。ちなみに私たちは、半年前にも同じ理由で熱海で待ち合わせている。Sちゃんはなぜか、「離れた場所に住む恋人同士がふたりの中間地点でデートを重ねる…
盆栽の富士桜が、今年最後のふたつの花を咲かせている。よくぞ咲いてくれた。次はまた三年後、なのだろうか。 こちらは毎年驚くほど元気なベニシタン。生命力強すぎ。性格が真っ直ぐすぎ。つぼみも花も、一切焦らしなし。バンバン咲いてバンバン実をつける。…
河出書房新社の雑誌「文藝」最新号で穂村弘の特集が組まれている。谷川俊太郎との対談を読みたくて買ったのだが、これが何回読んでも素晴らしく刺激的で面白い。 対談のタイトルは、「言葉で世界は覆せるのか?」。穂村さんから谷川さんへの問いは鋭くて切実…
18きっぷを握りしめ、揺れる鈍行、めざせ岐阜県、雨のそぼふる薄墨桜。ってなわけで、積年の念願かなってついに薄墨桜を見に行ったのは一週間前。藤枝から東海道線を乗り継いで大垣へ、そこから樽見鉄道に乗り換えて終着の樽見駅へ。 片道5時間ほどの旅程の…
今年の桜は例年より開花宣言が早かったりそのあとの開花状況がゆっくりだったり。たくさんの花を見たくて、「今日はどこが見ごろかな、どこに行こうかな」と悩む毎週末だ。 しだれ桜ふたつ。小田原は長興山(上)と、山梨は身延山。箱根登山鉄道→東海道本線→…
盆栽の富士桜につぼみが付いている。 これは事件だ。だってこれ、三年前の開花時に苗を購入して以降、一度も花が咲いてなかったの。二度の春を何事もなくスルーしてさっさと葉っぱを茂らせていたのに、三度目の春にして何の気まぐれを起こしたのやら。これは…
瀬尾まいこ『戸村飯店青春100連発』を読む。 文句なしにおもしろかった。もう、文句なしに青春炸裂。兄弟っていい! 若さっていい!いかにも「青春ですよー」って感じのいやらしさがまったくなくて、清々しさに涙が出そうになった。まぶしかったり、羨ましか…
ジェフリー・ディーヴァーの小説、『スリーピング・ドール』を読む。 人間の表情や仕草を分析して嘘を見抜く女性尋問官と、狡猾な殺人犯との追跡劇だ。中盤からのたたみかけるような展開はスリルとスピード感があっておもしろかった。主人公キャサリンを取り…
年も改まったことだし、自分へのお年玉として新しい盆栽を迎えることにした。奮発して、紅梅と白梅の苗木を購入。つぼみがごろごろ。園芸店のおじさんに「若いのに盆栽!?」と驚かれる。やだなあ、その反応が見たくてやってるのさ。 一緒に買ってきた鉢に植…