旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

離乳食で余ったおかゆの活用法。チヂミを作ると一気に食べられる

先日から子どもの離乳食を始めた。最初は10倍がゆからで、その名のとおりお米1に対して水10という比率で作るので、できあがりはほぼ液体。炊飯器のおかゆモードは内容量が少なすぎるとうまく炊けないので、最小でもお米1/2カップ+水5カップで作る。できあが…

どようのうしの日に、牛の肉とうなぎ。

7月27日土曜日。お義母さんから連絡があり、「夕方に、うなぎのおすそ分けを持っていきます」と。そういえば土用の丑の日なのをすっかり忘れていた。覚えていたとしても、うなぎを食べる選択肢はなかったけどね(だって高いから)。この日は家で牛タンを焼く…

朝顔のつぼみはあるのに、花がぜんぜん開かない

我が家の朝顔、様子が変。つぼみはたくさんつくのに花が開かない。つぼみが大きくなり、これは明日には咲きそうだなと楽しみにしていても、翌朝見るとねじれたまましおれている。午前8時でそんな状態。もしかしてもっと早い時間に咲き終わっているのかと、あ…

ローソンのバスチー、おいしいけど今のところは普通のチーズケーキだった

話題になってからしばらく経つけど、遅ればせながらという感じで初めて購入したローソンの「バスチー」。パッケージに「レアでもベイクドでもない」と書いてあり、果たしてどんなものなのか期待大で食べたところ、ん?これは……。なんというか、普通においし…

奇妙で不穏、でも愛おしい気持ちになる。小川洋子『原稿零枚日記』

小川洋子さんの『原稿零枚日記』を読む。エッセイや日記ではなく、日記調で書かれた小説。書き手は女性作家で、特技は他人の作品のあらすじをまとめること。その技術は天才的なのに自身の原稿はいっこうに進む気配がなく、日記の文末に書き記している原稿の…

クリームソーダ、へちま、猫とポスト。ふみの日の切手がかわいい

7月23日は、文(ふみ)月二三(ふみ)日の語呂合わせから「ふみの日」。毎年この日は郵便局でふみの日切手が発行されるのだが、今年のデザインはものすごく好み。最寄りの郵便局へさっそく買いに行った。 82円と62円、どちらもかわいくてたまらないので2シー…

使い切れないめんつゆは冷凍すればいいのだとやっと気づいた

暑さが増してきて、冷たいそうめんがおいしい時期。市販のめんつゆを買うのはいいが、一度開けるとこれが日持ちしないのだよね。パッケージには「できるだけ一回で、長くても3日ほどで使い切るべし」と書かれているが、大人二人の我が家で一気にそんなにたく…

安くてアレンジ自在、業務スーパーの冷凍タピオカが優秀

業務スーパーで買った冷凍タピオカ。近頃のタピオカブームでどこも品薄らしいんだけど、家から行ける距離の3店舗目でやっと遭遇。300グラム入りで300円くらいだった。お湯に30秒つけるだけでもちもちのタピオカになるという手軽さ。 袋にはドリンク一杯分の…

髪を切り、ノリノリで会話し、たいやきを食べる

髪を切りに、初めての美容院へ行った。担当してくれたのは同世代の店長で、おしゃべりの量とタイミングがちょうどいい人だった。役に立つことと面白いことを半分ずつ話してくれる感じで、こちらも無理せずに質問したりツッコんでみたり笑ったり感心したり。 …

島本理生『あなたの愛人の名前は』感想

島本理生さんの小説『あなたの愛人の名前は』を読む。6つの短編がおさめられており、ある恋愛を男女それぞれの視点から描いたものとか、同じ人物が別の話にも登場したりとか、人間関係やエピソードが少しずつ重なり合っている構成がよかった。 「足跡」「あ…

アナログな穴場図書館と、穴の空いたお得なおやつ

2019年春にオープンした野々市の複合施設、カミーノによく行っている。お目当ては図書コーナーなのだけど、ここが超穴場。スペースも本棚も小さいけれど、行くたびに新刊や話題作が続々と並んでいる。芥川賞・直木賞候補作とか、本屋大賞関連とか、新聞で紹…

夏のおはぎ「夜舟」を食べる。桃あんと、ブルーベリーあん

おはぎやぼたもちと呼ばれるあの和菓子を、夏は「夜舟」と呼ぶそうだ。先日ニュースで取り上げられていて初めて知った。石川県では、地元の農家と和菓子店がコラボした農菓プロジェクトという団体が、夜舟を夏の風物詩にすべく活動しているらしい。具体的に…

歌の向こう側にある景色や気分を読む。東直子・穂村弘『しびれる短歌』

新聞の書評欄を見てひかれた、『しびれる短歌』を読んだ。歌人の東直子さんと穂村弘さんによる対談集。私はお二方の短歌がかなり好き。穂村さんは散文も大好き。 しびれる短歌 (ちくまプリマー新書) 作者: 東直子,穂村弘 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: …

似ている二人、なかしましほさんとムラヨシマサユキさんのお菓子談義

NHKきょうの料理で、二人の料理家が手紙をやりとりしながら自慢の1品を紹介しあう「往復書簡」という企画があったので見た。初回(7/9)は、なかしましほさんとムラヨシマサユキさん、どちらも焼き菓子界の有名人。特にムラヨシマサユキさんは一年ほど前から…

流行てんこ盛りのタピオカパンケーキと、「雨後のタピオカ」

2017年の秋、台湾に行ったときに食べたタピオカミルクティーパンケーキ。「美好年代」というカフェにて。 タピオカ+パンケーキという組み合わせといい、かわいいのか薄気味悪いのかよくわからないビジュアルといい、斬新さにびっくりした記憶がある。さすが…

金沢、老舗和菓子「村上」のカフェにて抹茶レモンあんみつを。

友人と、金沢にある【菓ふぇMURAKAMI】へ。老舗和菓子店「村上」が運営するお店で、モダンで洗練された雰囲気のカフェ。別の店でランチを食べたあと、13時頃に行ったら満席だった。案内を待つ間に、売り場の和菓子(買って帰れる)を眺めたり、椅子に座って…

【土九】にて白いたい焼きとの再会。冷やして美味しいマンゴーヨーグルト味。

週に一度は欠かさず食べていた【土九】のたい焼きを、この一ヶ月は何やら忙しくて買いに行けずじまいだったけれど、今日こそは!との思いで買いに行った。二ヶ月ごとに変わる「季節のたい焼き」は、5・6月のりんごカスタードから、マンゴーヨーグルトになっ…

夏の飲み物といえば。カルピスのフルーツ味いろいろ。

蒸し暑くなってきた最近、好んで飲んでいるもの……カルピス。希釈用の液を常備しておいて、炭酸水で割る。グラスになみなみ、お風呂上がりにぐいっといくのが最高。 現時点ではレモンがいちばん好き。さっぱりして爽やか。メロンと巨峰はびっくりするくらいメ…

あぶら麸の復権をかけて。あぶら麸入りラタトゥイユを作る

先日、初めて買った「あぶら麸」 で卵とじ丼を作り、手順を大幅に間違えたものの好きな味だった、という話を書いた。 www.tabitoko.com しかし出来栄えとしてはやや微妙だったため、夫の反応も微妙であったのが心残り。あぶら麸にハマりかけてる私としては、…

上半期、もっともよく食べたおやつはたい焼き。連続記録を振り返る

2019年の半分が過ぎた。 振り返ってみて思うことのひとつが、たい焼きをよく食べた半年だったな!ということ(平和だなぁ)。それもだいたい土曜日に、野々市にある【土九(つちく)】というお店のたい焼きを。1月なかばから始まって、途中までは自然発生的…

氷室の日に、氷室饅頭を食べてお祈り

7月1日は「氷室の日」。金沢では無病息災を願って氷室万頭を食べる風習があり、この時期はどこの和菓子屋さんにもスーパーにも、大々的に氷室饅頭が並ぶ。 我が家でも食べた。去年と同じ、押野松月堂というお店のもの。いろんな色があるけれど味はぜんぶ同じ…