新玉ねぎがおいしい季節。毎日、というか毎食食べている。朝ごはんは、新玉ねぎのマリネと新玉ねぎのアンチョビ炒め(粉チーズのせ)。昼は新玉ねぎのスープで、夜は新玉ねぎ入りのカレーライスと、玉ねぎ豆腐ハンバーグに新玉ねぎドレッシング。どんだけ玉ねぎ! たぶんいま全身の血液がサラッサラだな。新玉ねぎは保存がきかないから袋で買うと連続して食べることになるけど、ぜんぜん飽きない。このみずみずしさと甘みは限られた時期だけの喜びである。
またちょっと久々に、「土九」に行ってたいやきを買った。5月の季節限定メニューはりんごカスタードクリーム。子どもに「たいやきのお店に行くよ」というと「タイヤのお店~」といって喜んでいた。
夕方、空がピンクに染まったので、子に「ゆうやけだよ、きれいだね」と言うと「ありあけ~」と返ってくる。数日前からこのやりとり。彼はいま特急列車の図鑑にはまっており全国各地の特急名をおそろしい勢いで吸収しまくっているのだが、そのなかに「ありあけ」という列車があるのだよね。彼の中には「ありあけ」が先にあって、ごく最近わたしが「ゆうやけ」という単語を教えたので、まだなんとなく混ざっているらしい。彼は続けて「ありあけは、きゅうしゅうのとっきゅう。ソニックにちりんも、きゅうしゅう~」と教えてくれる。しょっちゅう言っているので母も覚えました。いつか子が大きくなった将来、夕やけをみてこのエピソードを懐かしく思い出す日が来るのかも、と思うといまから胸がきゅーんとなるわ。