旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カヌレを求めて大阪「カヌレ堂」へ

ひとりで大阪に行ってきた。静岡から鈍行で往復12時間。我ながらよくやるわ。 青春18きっぷで遠くに行きたいな、行き先には何か特別な目的がほしいなと考えていたとき、ふと「おいしいカヌレを買いに行こう」とひらめいたのである。いつか雑誌で見た「カヌレ…

松本旅3、mauveのキーホルダーとシェモモのジャム

夏の松本旅の続き。長野県在住の作家・山本葵さんによるmauve というブランドのアクセサリーを見に、ギャラリーカフェ「ガルガ」へ。蔵造りの建物がとても素敵だった。 繊細なリングよりネックレスより、文句なしに「これしかないっ」と思ったのが真鍮製のキ…

松本旅2、カフェ栞日で山の本「ミューレン」と出会う

松本サマーフェストでワインとお肉を堪能したあと(記事はこちらです)、偶然に前を通りかかってハッとした「栞日(しおりび)」というお店。ここ、行ってみたいなと思っていた店だ! リトルプレスの本と、コーヒーと、企画に合わせた雑貨販売や展示をやって…

松本旅1、サマーフェストでワインとビーフ

夏も終わりかけの八月下旬、青春18きっぷで長野県は松本市へ行った。いつもは行き当たりばったりだが、今回は精力的に「行きたい店、買いたいもの」リストまで作った。リストっていうか、五センチ角の付せんにメモしただけだけど。 ・松本サマーフェストへ・…

梨木果歩『村田エフェンディ滞土録』が素晴らしかった

『村田エフェンディ滞土録』梨木香歩/角川文庫 土というのはトルコ(土耳古)のこと。明治時代にトルコに留学した村田くんの滞在記、という体裁の小説である。 すばらしく贅沢な読書の時間だった。梨木さんの小説はいいなあ。ため息。 トルコ・イスタンプー…

本とおでかけしたくなる。雑誌CREAの特集がよい

CREAの最新号(2015年9月号)が良い。テーマ、本とおでかけ。それだよ!まさにいま私がやりたいこと。 びっくりしたのは、銀座千疋屋のフルーツサンドが紹介されていたこと(本を読みながら片手で食べられるものとして)。ちょうどこの日の昼、友人から突然…

この胸のドキドキの正体は何。酒井順子『女子と鉄道』

ただいま夏の青春18きっぷ期間。今すぐにでも電車旅に行きたいのだが、すぐには行けない休日のお供はこれ。 酒井順子『女子と鉄道』光文社文庫。鉄道好きの著者によるエッセイである。 「深夜に時刻表をめくりながらプランを考えているときの興奮は恋をして…

鉄道好き必見、『青春18きっぷ ポスター紀行』で25年分のポスターを旅する

JR青春18きっぷのポスターはいつもいつも素敵だが、その25年分のビジュアルと制作秘話をまとめた本が出ていたので即購入。これはいい。浸ってしまう。10年とか15年前のポスターでも、今も鮮明に覚えているものが結構ある。ドキドキするし、涙が出そうだ。な…

手作りずんだと、たぶん一生に一度のお買い物

枝豆がおいしい季節。無性にずんだ餅が食べたくなったので自分で作ってみた。初めてのわりに素晴らしい出来でこれはもう商品化できるんじゃないのか?ってくらいだ。 白玉のせ。甘さも粒の残りぐあいも私好みだぜ! このために新たにすり鉢とすりこぎも買っ…

もう持ってるのに「ルナティック雑技団」新装版を購入

全3冊まとめ買い、おととい発売の「ルナティック雑技団」新装版。オリジナル版が家にあるっていうのに! りぼんコミックスらしからぬ怪しすぎる表紙と、未収録原稿をついに収録!という謳い文句。そりゃ買うでしょうよ。一冊600円と地味に高いのが腑に落ちな…