旅と日常のあいだ

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1歳のどんぐり帽子第二弾。セリアの毛糸でボーダーに挑戦

去年作ったかぎ針編みのどんぐり帽子。色も形もかわいいし、子どもにかぶせたときの丸い形がとにかく愛らしい。何よりうれしいのは子ども自身が帽子を気に入っていること。出かけるとき玄関でコートを着せると、自分から「ぼーし!」と言って手に取る、または帽子をかぶせるようリクエストしてくる。かわいいやっちゃ。

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今年もまた色違いで作ろうと思い、再びセリアで毛糸探し。去年は茶色一色だったので、次はもうちょっとカラフルに・・・。

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cakeというシリーズの毛糸にした。複数の色が1本につながっていて、そのまま編めばボーダーになるというもの。途中で糸を変える必要がないからラクでいいなぁと思って。

しかし実際に編んでみるとその考えは甘かった。どんぐり帽子は、てっぺんのとんがりを起点にして少しずつ円周を大きくしながら渦巻き状にぐるぐると編む。今回買った毛糸は数メートルおきに色が変わるのだけど、色の変わるタイミングが円周の変わり目と一致するとは限らない。というかそんな奇跡はほぼ起こらない。円を一周する直前に色が変わったり、次の周を少し編み進めたところで色が変わったり。結果、できあがった帽子は「色がガタガタにずれてる残念なボーダー」になってしまった。

このまま完成にしちゃうか?とも思ったけど、せっかく作るなら納得のいくものにしたいので、ぜんぶほどいて編み直した。これまでの編み時間はもったいないけど、編む作業じたいは好きなので苦にならず。思い通りの位置で色を変えるため、2周編むごとに糸をはさみで切り、次の色の糸を結んでつなげてから編んだ。商品コンセプトとは違う使い方だけど仕方ない。帽子の内側は結び目だらけになってしまったけど、外から見るとボーダーが格段にきれいになり大満足~。

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完成品がこちら。グレー→みどり→あお→きいろの組み合わせがしゃれてるなあ。(帽子だけでなく服もボーダー。私の趣味のせいで気がつくと子どもの服がボーダーだらけになっている。季節を問わず、まあとにかくボーダー多めだよ)

というわけで私的にはとても気に入っているどんぐり帽子2020なのだけど、実は我が子には不評……。この写真のときは素直にかぶってくれたけど、本人は去年からの茶色どんぐりのほうが好きなようで。自分で手に取るのはいつも茶色だし、私がボーダーをかぶせると、ちがうんじゃああぁぁ!と言わんばかりの勢いでつかみ取ってポイッとされる(涙) 自分の帽子だとまだ認めていないのか、かぶり慣れた肌ざわりのほうがいいのか。あるいは、もうボーダーはうんざりだという意思表示なのか? 謎。

▼使った編み図はこちら。本人の頭囲に合わせて、おでこまわりは10目ほど減らした。

お題「手作りしました」

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