旅と日常のあいだ

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今年最後の香箱ガニ(たぶん)と、忍び寄る鈴の音

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金沢港で買ったという香箱ガニをいただいた。今シーズン2回めの香箱。うれしすぎ。相変わらず内子(卵。濃いオレンジ色の部分)のおいしさときたら、一口ごとに打ちのめされそうになる。文句のつけどころがない純粋な旨みのかたまり。旨みという概念を具現化したらこうなるんじゃないか、っていうね。漁期は12月29日までなので食べるチャンスはあとわずか。我が家ではこれが食べ納めかなー。

 

さて、カレンダーを見てたらクリスマスまで一週間を切っていてびっくりした。もうこれ、本当にすぐそこまで年末が迫ってるじゃん!と実感して急に焦る。といっても、クリスマスに向けて何の用意をするつもりもない。家にはツリーもリースもないし(人生であった試しがない)、チキンを食べる予定もないし、家族へのプレゼント企画もなし。1歳の子どもにはまだ必要ないだろう、やるとしたら来年からだなという心づもりである。息子に対して家ではクリスマス教育(?)を一切してないから、サンタさんやプレゼント、クリスマスに関わる歌なんかもまだ知らないはず。

と思っていたら大間違いだった。数日前、息子がご機嫌で歌っていたのが、「じんべんべーん、じんべんべーん、すずなーななー♪」。このメロディー、どう考えてもジングルベルの歌だ…! うちでは一度も聞かせたことがないけれど、保育園で聞いたり歌ったりしてるんだろうな。ということは、もちろんサンタさんやトナカイにも触れているであろう。親のテンションとは裏腹に、息子の中では「なんだかクリスマスって楽しいぞ」というイメージがすでに醸成されているのかもしれぬ。

それにしても、「ジングルベル」が言えなくて「じんべんべーん」って歌ってるのがかわいすぎる。一年たったらしっかり「ジングルベル」って言えるようになっているかもしれず、そう思うと、二度と戻らない今このときがとても貴重で愛おしい。その意味では、「まだ先があると思わず、今このときをとにかく大事にする」という観点から、今シーズン中に香箱ガニをもう一回くらい食べておいたほうがいいのかもしれないな(違うか)。