週に一度は欠かさず食べていた【土九】のたい焼きを、この一ヶ月は何やら忙しくて買いに行けずじまいだったけれど、今日こそは!との思いで買いに行った。二ヶ月ごとに変わる「季節のたい焼き」は、5・6月のりんごカスタードから、マンゴーヨーグルトになっていた。たい焼きに、マンゴーヨーグルト!? 斬新すぎやしませんか。
恐る恐る、って感じで注文したそれは、焼きたてこんがりキツネ色のたい焼きではなく、もちもち食感の白いたい焼きだった。おお~、白いたい焼き! 久々に見た! 数年前にたい焼き界で一大ムーブメントを起こしていたよね、いやあ、ここでまたお目にかかるとは。
ほかほかではなく冷やして食べるタイプで、中にはヨーグルトクリーム(口当たりは濃厚だけれど味はさわやか)と角切りのマンゴーが入っていた。写真は撮り忘れた。
もうひとつ、抹茶味も買った。中は抹茶クリームです(抹茶あんではない)。空腹のあまりガツガツとむさぼり食ってしまい、気づいたときには尾っぽしか残ってなかったのでこの写真。端の端までみっちりとクリームが詰まっていてうれしい。
いやしかし、白いたい焼きとは、個人的には数年ぶり?の再会だった。ブームだった頃は専門店とかチェーン店が一気に登場してたなー。今で言うタピオカドリンクみたいな感じ。そこまでの勢いではなかったけれども。そういえば、白たい焼きのモチモチ生地にはタピオカ粉が入ってるのだよね。不思議な共通点というか因縁というか歴史はめぐるというか……。もちもちの流行というのは、形を変えて数年おきに繰り返されるものなのかもしれぬ。はっ、今、すごいことを思いついてしまった。生地の材料としてじゃなくて、中の具として丸いタピオカが入ってるたい焼きとかないのかな? どこかの店にはあるかな?