旅と日常のあいだ

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間違いなくおいしいずんだ餅と、ちょっと違ったずんだスーパーカップ

仙台名物ずんだ餅。先日、羽田空港のショップで買った。仙台市に本店をもつ菓匠三全の「ずんだ茶寮」ブランドのもの。この店のずんだスイーツはどれも本当においしい。枝豆の粒感、食感、香り、枝豆の味を残した甘さ、どれをとっても完璧に好き。ずんだと名のつくものは何でも試したいけれど、いろいろと食べてみて、やっぱりずんだ茶寮は間違いないわね、ってなる。オンラインショップでは買えない商品や季節限定商品もあるので、いつかお膝元の仙台に行ってあれもこれも食べてみたいというのが夢。

そんなある日、コンビニでとんでもないものを見つけた。

スーパーカップのずんだ!!

30周年記念フレーバー。大事な節目にずんだを採用した明治の思惑がよくわからない。私みたいなずんだ好きには大歓迎だけど、そもそもそこまでメジャーなのか? どちらかというと「え、ずんだ? 何?」って感じのチャレンジメニューな気がする。大丈夫なのか。私はもちろん迷わず購入。

 

開封直後の感想は、「灰色っぽくて暗い…ずんだの粒がぜんぜんない…」。その印象は最後まで変わらず。粒がないわけではないが全体的に少ない。そもそもずんだの味が薄くて物足りない。ずんだアイスというより、ミルクアイスずんだ入り、という感じ。終始ぼんやりした味なので、食べ終わる前に飽きてしまうという悲しさ。ああ、追いずんだ希望! 今ここにずんだ茶寮のずんだ餅があったなら、上にのせて一緒に味わうのに!と強く思った。残念ながらリピートはしないけど、明治の意欲には敬意を表したい。そして製菓メーカー各社には、今後も素敵なずんだ商品の開発普及を期待したい。