朝食を買いに金沢市八日市のパン屋さん「あるざす」へ。日曜午前7時台の道路はめちゃ空いているが、駐車場は混んでいる。広くはないスペースにバックで駐車するの、緊張した。ただでさえバック駐車が苦手なのに、左右ともアルファードだかヴェルファイアだか大きい車なのせまい~、威圧感ハンパない~。長過ぎるペーパードライバー歴を経てようやく運転再スタートをきった私には心理的負担が大きかった。初心者マークを振りかざしつつ、間にちんまりと駐車。無事達成の安堵感と解放感から、パンをたくさん買ってしまった。
お皿からはみ出してる、角切りチーズと黒こしょうのパンがおいしかった。薄めの生地が香ばしい。朝食にコーヒーと合わせるより、昼に赤ワインのつまみにしたいような味だった。そんなオサレな習慣は皆無だけど。ベーコン入りのクロワッサンも美味。軽く温めて食べたら、生地のバターとベーコンの脂が渾然一体で押し寄せてきて陶然となった。
チョコチップメロンとうさちゃん(カスタードクリーム入り)は子どもの。豚タンとポテトサラダのサンドは夫の。写真にはないけど、コーヒー生地のフレンチトーストでカスタードクリームとブルーベリージャムをはさんだのもおいしかった。朝から満腹。
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夫が、「夜にタイメシを作ろうと思う」と言ってスーパーに買い物にいった。最近、ガパオライスとかビリヤニとかアジアづいているので、次はタイ料理か。しかし帰ってきて、「店にタイがなかったからやめる」とのこと。はて? タイがないとはどういう意味か……と不思議に思って、ここで初めて、タイって、鯛のことか!と気づいた。タイ料理じゃなく、鯛めしを作りたかったらしい。これまたどういう風の吹き回しか。
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そして夫が、スーパーカップずんだ味を買ってきてくれた。私のずんだ好きを知っていての選択。でもそのアイス、じつはすでに食べたことがあり、「いまいち物足りないからリピートはしない」などと昨日のブログに書いちゃったよ! でも夫はそんなこと知らないわけで、千々に乱るる我が心。「ありがとう、ずんだ大好き~」と答えつつヒヤヒヤしてた。そしたらつい先ほど、夫が私のブログを読んで、「あっ、もう食べたことあったのね」とつぶやいていた。「そうだったのよ」とのみ答える私。物足りないとかリピートしないとかいう感想には双方あえて触れない、これは優しさゆえか気まずさゆえか…。ともあれ、私のために買ってきてくれたのだという事実をありがたく受け止め、その力によって、脳内で想像のずんだ味を増殖させながら心して味わおうと思う。(もう自分でも何を言ってるのかわからない)