何度か行ってる野々市本町のパン屋さんアイココ(aicoco)。11時のオープン直後に寄ったら、前回は売り切れで買えなかったレーズンバターサンドがあった! うれしくて小躍り。
冷蔵ケースの品はどれも魅力的でやばかった。レーズンバター、練乳バター、くるみあんバター。乳脂肪ラブな私としてはすべて食べてみたいけど、何よりレーズンバターはそれ単品で大好物。しかもラム酒たっぷりという説明文。もうこれしかない。
とにかくレーズンバターの量が半端じゃない。バゲットの切れ目に四切れほど。ぎっしり。そして、ひとつひとつのバターがむっちゃ厚くて大きい。かたまりのバターに歯を立ててがぶりと噛み切る恍惚感よ…!
限界まで入れてみましたという感じの大量レーズンはラム酒がしっかりしみしみでジューシーなほど。口の中にぶどうの甘みと酸味とラムの香りが炸裂して、どうにかなりそうな美味しさだった。カロリーとか脂肪分とかいう概念など、この世から消え失せるがよいわ。バターにまみれる、夢心地のひととき。
レーズンバターってめったに食べないので、大好きなのにその存在を忘れがち。しかしたまに食べると好きすぎて興奮してしまう。小岩井レーズンバターを買ってきて、一本まるまる好きなパンにはさんでかぶりつきたいという背徳的な欲望が高まってきた。いま思いつく、一番の夢。