セブンイレブンで「紅茶に恋するスイーツ」という新シリーズが販売されているのを発見。紅茶クリームのロールケーキとか紅茶プリンのパフェとか。抹茶やほうじ茶のスイーツはめずらしくないけど、紅茶は意外とありそうでなかった観点では。

「ミルクティーどら」を買ってみた。ふわっふわのどら焼き生地で、ふわっふわの紅茶クリームをサンドしてある。紅茶が香るクリームはとてもおいしかった。ケーキのような和菓子のような、和洋折衷の味わい。コーヒーにも煎茶にも、もちろん紅茶にもあいそう。
仕事が終わってバスに乗り、短い時間だけど本を読む。夢中になりすぎると降りるのを忘れてしまうので(何度も経験あり)、3つ手前のバス停で本を閉じてしっかり前を見ていた。見ていた、はずだった。しかし次にハッと気がついたとき、すでに降りるべきバス停を通り過ぎていた。はて? 信じられなくてポカーンとなった。どうやら本を閉じたあと一瞬のうちに寝ていたらしく、バス停3つ分の記憶がすっぽり抜け落ちている。降りますボタンを押して、行き過ぎたバス停で下車。やれやれ。
余分に歩くことになったけど、暑くも寒くもない秋の夕方は散歩にはちょうどいい。赤くなり始めた空に彩雲が見えて、これはこれでいい時間になったなと思った。どらやきのぶんのカロリーも少しは消費されたであろう。

あとから子どもに、笑える秘密話を打ち明けるような声音で「実はお母さん、今日の帰りにバスで失敗しちゃってさ…」と話しかけたところ、「あーわかった、寝てしまってバス停を通り過ぎたんでしょ?」とあっさり看破されてしまった。あっハイそのとおりです、すんません。まさかこんなにはっきり行動を読まれているとは、くやしいぜ。

