旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


自宅で台湾朝ごはん。蛋餅、鹹豆漿を作る。

4月末の台湾旅行で食べた朝食メニューのおいしさが忘れられない。過去2回台湾に行ったとき以上にハマってしまい、台湾料理のレシピ本を購入。記憶と熱意の冷めないうちにと、何度か真似して作っている。

蛋餅(ダンピン)

ネギ入り薄焼き卵のクレープ巻き。小麦粉をぬるま湯で溶き、フライパンで薄く焼く。それとは別にネギ入りの薄焼き玉子を作り、固まりきらないうちに先ほどのクレープ生地を重ねてくっつける。三つ折りに巻いて完成。わりあいうまくできた。小麦粉と湯の割合、焼き加減によって、もちもち、しっとり、パリパリなど好みの食感を追求できそう。現地では甘くてとろみのある醤油ダレで食べるのがメジャーだけど、家では醤油とはちみつを混ぜたタレを合わせた。うま!!! 子どもにも好評。チーズ入りやハム入りも試したい。

鹹豆漿(シェンドウジャン)

温かい豆乳に酢を加えておぼろ状にしたスープ。ザーサイ必須。これを作るために、たぶん人生で初めてザーサイを買った。(スーパーの冷蔵漬物コーナーを探しても見つからず店員さんに聞いたら、瓶詰めコーナーにあった) 器に干し桜えび、ザーサイ、醤油、お酢を入れておき、温めた豆乳をそそいで混ぜるだけ。豆乳がふるふると固まるのが実験みたいでおもしろい。上にごま油と小ネギを散らして食べる。味の再現度もなかなかのもので自画自賛の仕上がり。豆乳はマグカップでレンジ加熱すれば、コンロも鍋も使わずすぐ簡単にできる。朝食の常連メニューにしたい。

↑ 台湾の食堂で食べたもの。手前が鹹豆漿(揚げパン入り)、奥が蛋餅。

鶏肉飯(ジーローファン)

今回の台湾では食べてないんだけど、いつか食べたのがおいしかったな~と思いをはせつつ本を見ながら作った。ゆでた鶏むね肉を細くほぐしてタレをかけたもの。タレは鶏皮やネギをじっくり炒めた油を使うのが本当なんだけど、面倒なので(!)このときは醤油+砂糖+ゴマ油で。もはやジーローハンではなく、ただの甘じょっぱ鶏肉ごはんやないかーい。おいしいに決まってる味付けで、子も「めっちゃおいしい」とおかわり連発。次は本式でもっとおいしいのを作るからね…!と心で叫びつつ、その後まだ作ってない。

▼いろいろ見比べてこの2冊を買った。手軽な調味料でできるのがいい。

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