旅と日常のあいだ

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雪の舞う春分の日、子どもとカステラを焼く

春分の日。ここ石川県では強風が吹き荒れ、雪やあられが舞う寒い一日だった。一歩も外に出ず家で過ごす。

数日前から子どもと約束していたとおり、おやつにカステラを焼いた。10日前に初めて作ったのがとても気に入ったようで、また作りたい!とのリクエストだったので。

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ネットで公開されている栗原はるみさんのレシピで。角型は持っていないので、これもネットでやり方を見つけて新聞紙で作った。工作をするみたいに子どもと協力して製作。新聞紙型、じゅうぶん頑丈だし火の通り方も問題なし。クッキングシートを重ねて使うのでまったく汚れない。10日前に使ったのを置いといて、そのまま再利用した。


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卵白4個分のメレンゲパワーでめっちゃふくらむ。ベーキングパウダーなしでこのボリューム。「うわーっ、もうはみ出しちゃう~!!!」と子ども興奮。「これ、たまご1万個いれたらどうなる!? 家からはみ出すかも!!」と大騒ぎ。なんでもかんでも1万個とか100キロとか1億倍とか言いたがるお年頃……笑


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あっさり軽い口当たりでおいしい。はちみつとみりんが入るので、スポンジケーキやパウンドケーキとはまた違って余韻のある甘さ。サイドを直角に切り落とせばもっとカステラらしい見た目になるけれど、これはこれで自家製ならではの良さということで。

ちょうどカステラが焼き上がったタイミングで、彼岸の中日ということで夫の母が自家製おはぎを届けてくれた。きなこと粒あん。というわけで、カステラとおはぎとコーヒーでおやつにした。豪華。

 

22時過ぎ現在、外を見たら道も車も真っ白! わりと本格的に雪なのだった。金沢の桜開花予想は3月31日だけど、まだまだそんな気がしないなあ。