六本木ハーブスにて期間限定のマロンケーキを食べたあと(記事はこちら)、続いて日本橋へ。二か月前のオープン時から行ってみたいと思っていたある店をめざす。
その店には、私の萌えツボをくすぐるものがぎっしりと置かれていた。
靴! 靴! 靴!
あれも素敵。
これもほしい。
そのなかで、友人が私に向かって「これは買うべきじゃない?」と言ったものがある。ショーウィンドウに並ぶそれを見た瞬間、確かにこれこそ私がほしいものだ!と思った。私が買わなくてほかにいったい誰が買うのかしらってくらい、まさに心の底から素敵な靴。
ちらりと値段を見て、「高っ!」と驚く。高い、高すぎる。
靴にこの金額を投じるのはちょっとたじろぐ。しかし、きっと他の店では見つからない。今までに一度も見たことがないもの。買わなければ後悔する。後からほしくなるならば、今買ってしまえばいいのである。安くはないけれど、希少性、デザイン性、造りの丁寧さを思えば対価としては適切なのだ。
でも、でも、冷静に考えてどうなの?ずらりと並ぶたくさんのアイテムのなかで、私がほしいこの一点のみがずば抜けて高い。ほかの靴との金額差、実に3~7倍である。
高いよ~。でもほしいよ~。
手持ちの服と合わせたら、きっと最高に似合うはず。
うむ。
やはりここは、買わねば気持ちがおさまるまいという結論に達した。色が何種類かあって迷ったので、引き続き友人たちとわいわいと悩む。
今持っている服にあわせるならこの色がベストかな。でも長く無難に使うんだったらこっちかなー。いやいや、こっちも意外な新鮮さがあっていいかも。 広くはない店内の一角でさんざん悩んだ挙句、この色、この形!という最高の一足を選んだ。
宝物を扱うように、きれいな透明のケースに納められる靴。大事に持って帰り、家でさっそく履いてみたのである。
さあ、ここまでじらしたその靴をいよいよお披露目するとしよう。
これだ!
!!
!!!
お前かーーーーー!!!
というわけで、リカちゃん用の登山靴を購入したのでした(そんな商品があるなんて!)。今までずっと、街用のブーツを無理やり兼用して可哀想な思いをさせていたからな。ピンクやグリーンもあった中で紫を選んだのは、私の登山靴も紫だから。
しかしまあ、この靴が、びっくりするくらい高いのだ。だって1400円よ?これを読んでいる人の中で、リカちゃんの靴にそんな金額を出したことある人がいるかい?ないでしょ??いやー、思い切った出費だったわ。でもいい買い物をしたな。新しい靴で、早く山デビューをさせたいものである。
購入場所はこちら。「リカちゃんキャッスルのちいさなおみせ」@日本橋。リカちゃんの服や靴や小物がそろう夢の城。うっかり入店するとなかなか出られない。
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