先日、何かと情報通で新しもの好きな知人から「ブラムリー」という品種のりんごをもらった。生で食べるには不向きだという青りんご。長野県は小布施町で作っているのを取り寄せたらしい。イギリスには「クッキングアップル」と呼ばれる料理専用のりんごのジャンルがあって、「プラムリー」はそのうちの主要品種だそう。最近、小布施でも作り始めている。イギリスではりんご生産高の約半分をこのブラムリーが占めてるんだって。そうなの? 生で食べるのが一般的じゃないの? 知らなかったー。
一緒にもらったレシピ集には、ブラムリーを使ったスープとかアジの酢漬けとか味噌田楽(!)とか見慣れないメニューがいろいろ載っていたのだが、いちばんシンプルなジャムを作ることにする。
ほんの10分ほどで、実が崩れてペースト状になった。あっという間にできあがりだ。
まだ熱いジャムをひとくち食べてみる。あまりの美味しさに衝撃を受ける。何この美味しすぎるジャムは!! 冗談じゃなく、手に持ったスプーンを落としそうになった。どう考えても、我が人生史上最高のジャムが誕生してしまった!(りんごジャムを作るのじたい初めてのくせに)。酸味がすごい。味がはっきりしてる。なめらか~。主役を張れるよ、このジャムは。 いいモノを教えてくれたMさんありがとうございます。