旅と日常のあいだ

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丁寧な暮らしには遠いけれども、「アンドプレミアム」まとめ買い

好きな雑誌のひとつ、「アンドプレミアム」。書店で見かけて興味のあるテーマだったら買う、くらいのゆるさで集めていたのだけれど、中古のバックナンバー20冊くらいがお値打ち価格でまとめ売りされていたので一気に購入した。歯抜けだし、すでに持っている号と重複しているのもあるけど。

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上の写真はその一部。全体として、質のいいものとか、ストーリーのある店や道具とか、豊かでエレガントな時間とか、そういう「丁寧な暮らし」系コンテンツがいっぱい。丁寧な暮らしっていうと、なんかちょっと小馬鹿にしてるような、「あーはいはい、丁寧な暮らしね笑」みたいなネガティブな響きが含まれている感もあって使いにくい言葉だなと思うんだが、私の中に「丁寧な暮らしへの憧れ」が常に数パーセントはあるんだよね。

で、ぜんぶを理想どおりにすることはできないけれど「丁寧な暮らし」への扉に手をかけ続けることはしていたい、みたいな気持ちがあって、それがこういう雑誌を手に取る理由なんだろうな。ページをめくりながら「そこにそんなに時間とお金をかけられるのは相当に裕福な人だけでしょうよ」ってツッコみたくなることは多々あるし、実際の生活では「作家ものじゃなく百均でよろしい」という場面は山ほどある。でも何かしらの基準や選別を経て「よいもの」とされたものが並んでいるのを見るのは楽しくて、こういうときめきとか刺激をもたらしてくれるのが雑誌の面白いところであり役割だよね、とか思うのだった。

&Premium(アンド プレミアム) 2019年 03 月号 [住まいを、整える。]

&Premium(アンド プレミアム) 2019年 03 月号 [住まいを、整える。]

 
& Premium(アンド プレミアム) 2019年 2月号 [みんな大好き、日本のお菓子。]

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台所の流しにはお昼ごはん(冷凍うどん)のどんぶりがそのまま放置され、足元を見れば靴下は毛玉だらけ、部屋の隅には何日分かの新聞が積み上げられていて、気持ちだけは丁寧に暮らしてます!と言っても嘘くさい状態だけれども。今年ものこり半月、来年は「気持ちだけじゃなく行動にも丁寧さを」っていうのを目標にしようかな。