北陸でも梅雨が明け、気づけば7月も半ばにさしかかるところ。そろそろ花火大会が始まる時期だなー。それはつまり、風景印も花火関連のものを集めたくなる時期ということだ(全国の同志たちが力強くうなずいているのが伝わってきます)。
昨年2017年のかもめ~る(夏のくじ付きはがき)は切手部分が花火のデザインで、最高の組み合わせだった。花火の描き方とか風景の細かさとか、局によってだいぶ違うので見比べるのがまた楽しい。集めたものをいくつか紹介。
長岡郵便局(新潟県)
日本三大花火大会のひとつ、長岡花火大会。橋には立体感があり、川に映る影が表現されているところに情緒を感じる。
大曲郵便局(秋田県)
これも日本三大花火大会のひとつ、大曲花火大会のもの。花火の数と大きさ、配置のバランスが見事だと思う。豪華さがよくわかる。下部の流水の表現も素敵だな。
静岡手越郵便局(静岡県)
描かれているのは静岡市随一の規模である安倍川花火大会。橋も花火も線が少ない。はじめに見たときは「雑。。。」と思った(上の大曲と比べてくださいよ)が、何度も見るうちにシンプルで洗練されているような気がしてきた。夏場だから富士山にこんなに雪はないけどね、実際。
鳥取大正郵便局(鳥取県)
列車との組み合わせが躍動感あり!天球いっぱいに打ち上がってる華やかさがいい。そして、花火はついに丸枠を飛び出した。空に色がついたパターンは少数派(私調べ)で、その意味でも見飽きない一点であることよ。
板橋船渡郵便局(東京都)
郵便局名だけではなく、「板橋花火大会」という大会名称まで明記されている。あまり見たことのないパターンで、郵便局の花火愛というか地元愛を感じるよ。空を広くとったレイアウトもよいなぁ。
こんな具合で、花火の風景印をネットで探してはちまちまと郵頼し、そこに凝縮された花火大会の様子に想いを馳せている日々だ。実に地味だが、実に楽しい。