旅と日常のあいだ

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ブラムリーを求めて小布施町へ その2

小布施の続き。前回の記事はこちら。

 

長野県の小布施に行ったという話を人にしたら、多くの人が「栗だね!」という反応。そうだよね、栗、有名だもんね。この季節、小布施で栗を食べずに何を食べるんだっていう時期ですもの。町のあちこちで確かに栗が目立っていた。栗のアイスにクレープに、栗かのこ、栗ようかん、モンブランなどなど。栗たちがあの手この手で私を誘っていた。

しかしこの日、我々は栗のお菓子をひとつも食べず。だって今回は、ブラムリーを食べることが目的なんである。小布施が栗の産地なのはわかるよ、私だって栗は好きだよ。しかしここで安易に栗に浮気をしては、ブラムリーに合わす顔がないってもんだろう…

とかなんとか言いつつ、

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朝とってきたばかりという生栗を購入。これは後日、うちで栗おこわになった。

それから、

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某有名店にて栗おこわも購入。炊きたてのホカホカを我慢できるはずもなく、車中でぱくぱく食べた。いやあ、美味しかった!

栗関連は以上である。正直、帰ってきてから思った。もっとたくさん、栗スイーツを買ったり食べたりしとけばよかったなって。なぜあんなに、ブラムリーに対して義理を立てようとしていたのか…今となっては不明である。

ともあれ、秋の小布施は素敵であった。 

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狐の花嫁道中というお祭りがあって、和服姿の行列に出くわした。老若男女が狐顔の化粧をしたり狐のお面をつけて練り歩いている。なんだか不思議な光景で、後をつけて(さらには先回りまでして)見入ってしまった。 

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狐に変身した子たちが可愛い〜と思って見てたんだけど、もしかしてそれは反対で、狐が人間の子どもに化けてるという設定なのかも?