旅と日常のあいだ

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2014冬 入笠山で雪山ハイキング

日帰りで、長野県富士見町の入笠山(にゅうかさやま)に行ってきた。2014年の初登山であり、私史上はじめての雪山である。グローブもパンツもフリースも新調して防寒対策ぬかりなし。夏の北岳で活躍したアイゼンも持って、いざ雪上へ。

入笠山は富士見パノラマリゾートというスキー場の上部にあり、登山口まではゴンドラで行ける。ゴンドラの乗客は二種類、すなわち、「降りるために乗る人=スキーヤーやボーダー」と、「さらに登るために乗る人=我々のような登山組」。

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ゴンドラを降りてすぐに登山口が現れる。山頂まで60分。看板に「ハイキングコース」とあるとおり、ガツガツ登るというよりは花や湿原を楽しみながら気持ちよく歩くコースである。もちろんこの時期には花も湿原も関係ない。すべてが雪に覆われた上を歩くのである。

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靴にスノーシューをつけて歩く。金色の枠が見えているのがそれ。スノーシューをつけると表面積が大きくなって、深さのある新雪の上でもグイグイ歩ける。といっても、ときに深みにはまって膝までズボッといったり、そのたびに笑い転げたり。

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シラカバの林をぐんぐん進む。なんという青い空。

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動物の足跡もちらほら。これはどうやら、ウサギのもの。

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休みながら歩くこと1時間30分くらいで頂上に到着。登山者の姿はなかなか多い。入笠山に来るのは三度目だが、こんなにも眺望がよいのは初めて。まわりの人も「今日の天気は完璧だね」と。

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北アルプス方面、雪をかぶった峰のうち中央の一番低い部分が大キレット。その左側の高い部分が北穂高、さらにその左が奥穂高。大キレットの右側はなだらかな稜線がのびていくつかピークがあるが、いちばん右の高いところ(ちょっと黒いところ)が槍ヶ岳だ。去年歩いたルートがよく見える。山の達人に解説してもらい、どれが何の山かちゃんとわかって感動する。自分の知識ではちっとも区別がつかないし覚えられないし、いつまでたっても富士山しか見分けられないのよね、情けないけど。

さあそして、今回楽しみにしていたのがソリ遊び。登ったあとのご褒美として下りでは存分に滑るぞーと意気込んでおり、ほどよい斜面を見つけては滑る。

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イエーイ!

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ズザザザザァァ!

かなりの傾斜とスピードで大いに盛り上がった。この日のために100円ショップで買ったソリ、今日を限りに壊れても構わないぜと思っていたら2回目の滑走で本当に壊れなすった。さすが100円。雪のしぶきを浴びて帽子も顔もびちゃびちゃ、濡れた髪や顔が凍りそうな冷たさであるがそれでもなお滑っては登り、また滑っては登り。いやあ、おもしろすぎた。登山中は防寒防水ばっちりだったのに、白熱のソリ対決で背中にも靴にも雪が入ってくる始末、これを克服するために次はスパッツが必要だなという課題も見えた。増税前に購入だな。