旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


2020年の目標。健康に、甘いもの好きを貫きたい

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2020年、あけましておめでとうございます。元日の朝は、お雑煮、伊達巻、ままかりの酢漬け、黒豆、数の子ときゅうりのわさび漬け、生ハム。好きなものばかりを少しずつ食べる、幸せな朝ごはんスタイル。とりあえず三が日の間はこんな感じで。

 

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おやつには福梅を食べる。石川県における正月菓子といえばこれ。紅白の梅のかたちのもなかに粒あんが入ったもの。年末年始はどこの和菓子屋さんでも作っている。うちでは2店の福梅を用意した。

 

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夜は夜でカステラを食べる。夫と、「ごはんでお腹はたまったけど、それとは別に何かしら甘いものを食べたい気持ちがある」「完全に同意します」とか言いながら。甘いものはそれだけでも幸せだが、飲み物を用意したり「おいしいねえ」と言い合ったりするこの時間こそがなんと平穏で幸せなことよ、と思う。一日を無事に終えて、自分を、そしてお互いをねぎらいつつ甘いもので締めるひととき。

そういう時間をたくさん持つことが、今年の目標というか希望。甘くておいしいものをたくさん食べるっていうのと、それをかなえるために健康かつ時間や気分やお金の余裕を持つこと。私にとって、甘いものは、活力であり動機でありご褒美。

 

今週のお題「2020年の抱負」

お題「今日のおやつ」

お題「今日の出来事」

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シュトーレンと柚子ココアパウンドケーキとハーブスのサンタクロース

クリスマスイブもクリスマス当日も、特に何もしないまま過ぎていった。イブの夜ごはんは自宅で「チキンとポテト」……といえばクリスマスっぽいけれど、実際のところは、じゃがいもと鶏もも肉の煮物であった。甘じょっぱい味付けでごはんがすすんだわー。

 

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いわゆる「クリスマスケーキ」は用意しなかったけれどシュトーレンは買ってあって、数日前から少しずつ切り分けて食べた。サンニコラ(野々市)のシュトーレン。表面が薄くチョココーティングされていておいしかった! さすがチョコレート店。こんなアレンジ、他の店では見たことない。

 

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クリスマス当日、思い立ってパウンドケーキを焼く。柚子ジャムとココアパウダーを入れた。クリスマス感はないが、ほろ苦さがあってなかなかおいしい組み合わせになったと思う。夜、夫は出張で不在のためひとりでカットして食べる。メリークリスマス……!

で、あと1時間ちょっとでクリスマスが終わるという時刻に夫が帰宅したのだが、その手には、ハーブスの黄色い箱が。うわああああ、嬉しい! サンタさん現る!!!

遅い時刻なので食べるのは明日にしようと思いつつ箱をそっと開けると、カットケーキが一つ。えっ、一つ? どういうこと? 「君のためのプレゼントだよ、僕はなくていい」という意味か? 都合よく解釈しようとしたら、夫いわく「ショーケースの最後のひとつだった。これでもう売り切れ」と。なんとまあ、駆け込みぎりぎりの貴重なケーキというわけか。ケーキにも夫にもありがたみが増すというものよ。ということで翌26日の朝、ケーキをはんぶんこして食べたのだった。いい話。

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おまけのサンタさんがかわいい。ケーキはコーヒークリームとふわふわスポンジがおいしいモカケーキでした。

お題「今日のおやつ」

アメリカと北欧、甘いとしょっぱいが出会うおいしいおやつ

数日前に発見した、すばらしい組み合わせのおやつ。

アメリカみやげのチョコレート(中にピーナツバターが入っている)を、ふとした出来心からスウェーデンみやげのジンジャーシナモンクッキーでサンドしてみたら、これが非常においしかった。

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チョコとクッキーの大きさが似ていたので思いつきでやってみたのだけど、あまりにもおいしかったので夫にも勧めてみた(好評だった)。薄いクッキー生地をサクッとかんだ歯が、間髪入れず、やわらかなチョコレートにぐにゅっとささるのがいい。ピーナツバターは塩味が効いていて、これがチョコの甘さを際立たせるというか後味を引き締めるというか、いい仕事してるなあという味わい。そして全体を包み込むシナモンの余韻。アメリカとスウェーデンからそれぞれやって来たお菓子が、いま日本で一体化していることの奇跡……!とか思いながら食べた。

▼Amazonにもあった。このクッキーで、

▼このチョコレートをはさむ。

 

甘いお菓子に塩を足す効果の大きさもさることながら、その前に、そもそもチョコレートの中にピーナツバターを入れるという発想が大胆。カロリー的な意味で破壊力がありすぎる。ジャンクすぎる。しかしそこがいい。今度からアメリカみやげはこれ一択で、っていうくらい気に入った。リーシーズ、その名を覚えておこう。

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お題「今日のおやつ」

年末にピザを食べたくなる傾向があるらしい

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我が家のリビングにはホワイトボードがあって、家族で共有すべきスケジュール、買い物リスト、やるべきこと、そのうちやりたいことを書いている。「押入れの掃除」「年賀状を書く」などの項目が、実行されずに放置されているのが心苦しい今日このごろ(いよいよあとがなくなってきたぞ)。

そのなかに「ピザを食べたい」というのがあり、しかも気兼ねなくたらふく食べたい!ということで食べ放題レストランに行った。ピソリーノというファミリー向けのお店。子連れOKで、店の設備(子ども用いすとか食器)だけじゃなく、ほかにも赤ちゃん連れのお客さんが多くて「泣くのも大声を出すのもお互いさま」な雰囲気がありがたい。

ピザはあらかじめ焼いたものが並んでいるのではなく、注文するたびに1枚単位でテーブルに持ってきてくれるシステムだった。ところで、私の「ピザが食べたい」欲求は、半分以上は「チーズを食べたい」という動機によっている。このところチーズトーストにはまっているのもそうだし(ペリカンのパン✕チーズトーストにハマっている - 旅と日常のあいだ)、自宅の冷蔵庫にチルドピザも控えている。スープやサラダにも粉チーズを振りかけがち。

そういうわけなので、できるだけチーズたっぷりのピザ希望。マルゲリータがゴルゴンゾーラか、迷うな~。夫の希望を聞いたところ「マリナーラ」との答え。マリナーラって何がのってるんだっけとメニューを見たら、「トマト・にんにく・オレガノ ※チーズなし」って書いてあった。まさかのチーズなし!! 私のチーズ欲求をどうしてくれる!! ていうかそんなピザあるんか!!! 

3秒間ほど衝撃に打ちのめされたけど、そこはお互いの嗜好を尊重。マリナーラ(チーズなし)、なすとハム(チーズあり)、ゴルゴンゾーラ(チーズまみれ)の計3枚を注文した。結果的にどれもおいしかったのでよし。

「ピザが食べたい」欲求はひとまずかなえられたが、これで終わりといわずまたいつでも食べたいので、ホワイトボードのイラストは消さずにこのままおいておく。その前に、押入れ掃除&年賀状を完遂するのが先だろ!と思いつつ。

 

▼一年前の同時期にもピザを欲してホワイトボードに書き込んでいた(笑) 

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ペリカンのパン✕チーズトーストにハマっている

ここ数年食パン専門店や高級食パンが話題だけれども、試しにいろいろと食べてみて、そのたびに実感することがある。なにかというと、「結局、ペリカンの食パンがおいしすぎる」ということ。ペリカンのパンには、他とはまったく違う個性があるのよ……。決してくせのある味というわけではなく、いつどんなシーンででも食べたいし、どれだけ食べても飽きない。見た目に反してずっしり重くて、生地はみっちり・むっちり詰まっていて、ほかのどんな店の食パンとも違う唯一性がある。

そんなペリカン食パンのおいしさが何十倍にも増す食べ方が、チーズトーストだと思う。とろけるチーズをのせて焦げ目がつくまでトースターでしっかり焼く(そしてまた、バルミューダが実によい仕事をするのだ)。こないだ、よつ葉のちょっといいチーズ(原材料は生乳と食塩のみ)を使ったらめちゃくちゃおいしかった。みっちりした食パンに、しっかりした弾力と伸びのあるチーズ。おいしくないわけがない。

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チーズ+黒こしょう、チーズ+はちみつ。

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チーズ+ケチャップ、チーズ+りんごジャム。

冷凍してある食パンを次はどうやって食べようかと考えるのが幸せ。このあとやってみたいのは、チーズ+しらす、チーズ+つぶあん。ペリカンの食パンはしょっぱいのも甘いのもばっちり受け止めてくれるから頼もしい。来年もまた、このおいしいパンをそれなりに定期的に食べられますように(=夫の東京出張がいいあんばいにありますように)。

▼バルミューダのレシピページ。トーストのバリエーションがいろいろあって楽しい。何時間でも見ていられる。お腹がすく。

www.balmuda.com

お題「ちょっとした贅沢」

お題「マイブーム」

 

生地もクリームも抹茶づくし、【真茶園】の抹茶どらやき

連日、食べ物の投稿ばかりだけど、今日もまた甘いものの話。

静岡県藤枝市に「真茶園」というお茶屋さんがあって、ここの抹茶スイーツがとにかくおいしい。抹茶を使ったどらやきとかロールケーキとか。実家の母がときどき送ってくれるのだけど、どれもこれも抹茶の味と香りが申し分なし、さすが江戸時代から続く製茶問屋!というおいしさで、すっかりとりこなのです。

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抹茶どらやき。抹茶入りの皮で、あんこと抹茶クリームをサンド。しっとり、ふっくらした口当たりと抹茶の香りがたまらん。

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こちらは秋限定の栗入り。抹茶とあんこと栗の組み合わせは、合わないわけがない。一気にいろんなおいしさが味わえてすばらしい~。

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そしてこれ、冬限定の抹茶いちごロールケーキ。抹茶のスポンジケーキで、いちごが入ったバタークリームを巻いてある。バタークリームのぽってりした感触と濃厚な味、そこにいちごの甘酸っぱさがよく合っていて、一切れといわず、ロールまるごと食べてしまいそうなおいしさなのだった。

抹茶どらやきってたくさんあるけれど、いろいろ食べてきた中でも真茶園のものは抜群においしいと思う。人に勧めたくなるし、贈りたくなる。自分の地元がお茶大国・静岡であることが誇らしくなるくらい。栗もいちごもおいしいけど、やはり基本の抹茶どらやきだな。

▼真茶園のサイトはこちら。

http://www.shinchaen.com/

お題「今日のおやつ」

香箱ガニ、どらやき、ロールケーキ。好きなものだけ食べる夜

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北陸の冬はカニの季節、なんといっても香箱ガニを食べないわけにはいかない。11~12月しか食べられない貴重な味、何がおいしいって、内子(うちこ)とよばれる赤くねっとりした部分の濃厚な甘みと旨み。ああ最高。日本酒が白ワインがあればもっといいのになと思いつつ、そのうちくる授乳明けのときを夢想する。ところでこの日は夫不在だったこともあり「自分ひとりで好きなものを好きなように食べるぜパーティー」を開催した。夫の忘年会や出張時にありがちな楽しいひととき。

【この日の夕食】

・香箱ガニ

・海老マカロニグラタン

・生クリームどら焼き

・ロールケーキ

 

嗜好と栄養の偏りがすごい。甲殻類+小麦粉+乳製品ばっかりだ。まあ、たまにはこういうささやかなハメの外し方も必要よ。カニもおいしい、海老もおいしい、生クリームもおいしい。あー、幸せだった。

お題「今日の出来事」

お題「ちょっとした贅沢」

 

気軽でシンプルで、土井善晴さんの姿勢に惚れるレシピ本

最近土井先生が好き。忍たま乱太郎ではなく料理人の土井善晴さんのほう。忍たまの土井先生も好きだけど、これは最近ではなくもう二十年来なので……ってどうでもいいか。

土井先生の「食事は一汁一菜で十分、具だくさんの味噌汁があればそれでよろしい」という考えに大共感なのだけど、私が「土井先生いいっ!」となった決定的なエピソードはいつかの料理番組でのひとこま。「ある日、前日余った鶏の唐揚げを味噌汁に入れた」という土井先生に対して、驚いたアナウンサーが「味噌汁に唐揚げ!ありなんですか?」と言ったら、「ありとかなしとか関係ない、自分が入れたくて自分が食べるんだからそれでいいでしょう」みたいな返答をしたのをすごく面白いと思ったのだった。なんて自由で明快で楽しい姿勢、こういう考え方なら料理も食事も愉快でいいなと。ほんと、ありとかなしとか、誰かが外側から決めるものでもないよね、そんなの人それぞれだよね。

最近手にとった土井先生のレシピ本がものすごくよかった。タイトルは『土井善晴の素材のレシピ』、内容はもうそのまんま、素材を生かした実にシンプルな料理が淡々と紹介されている。

土井善晴の素材のレシピ

土井善晴の素材のレシピ

  • 作者:土井善晴
  • 出版社/メーカー: テレビ朝日
  • 発売日: 2019/04/05
  • メディア: 単行本
 

素材は、野菜も肉も加工品もひっくるめて五十音順に掲載。1つの素材に対してレシピは4つ。掲載サイズはすべて同じで、見開き2ページの4等分。構成も誌面デザインもシンプルなところがまたいい。

どの料理も少ない材料ですぐに作れる手軽さで、たとえば「エリンギ」のページには「エリンギの焼きそば」が載っているのだけど、具はなんとエリンギのみという潔さ。肉もキャベツも入れない。そんなのありなの?って言いたくなるけど、もちろん何でも「あり」。そして、そんなの本に載せるほどのもの?って言いたくなるけど、こうやって掲載されているのを見て初めて、「ああ、焼きそばって豚肉とかキャベツを入れなくてもいいよな、好きな具だけを好きなように入れればいいんだな」と気づくという。「あれがないから作れない」という思い込みから自由になる瞬間。

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エリンギやきそば。(と言いながら、冷蔵庫にあったキャベツの残りも投入…)

 

春菊をたくさんもらった日にも、春菊のページを見たらかき揚げが載っていて、これもまた春菊に衣をつけるだけの潔さ、桜えびとか玉ねぎとかなし。「あ、春菊だけでいいんだ」って思うと、作るハードルがうんと下がってやる気が出るってもんよ。しかも春菊を包丁で切ることすらしない。「手で2つに折る」と書いてあって、もう、土井先生最高~!!って思わずうなった。春菊のみのかきあげは、過不足なく純粋に春菊の味がして、実においしかったのでした。よい本です。

 

金沢のパン屋さん【Lean】 リーンのクロワッサンがおいしい

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金沢市八日市にあるLean (リーン)というパン屋さんがおいしいという話を聞いたので行ってみた。今年9月にオープンしたばかりのお店。評判のクロワッサン(最後のひとつだった)と、カヌレを購入。クロワッサンは生地の層が見るからにパリッとしていて、これはすごく好きなタイプかもと期待が高まる。

家に帰り、まずはクロワッサンをかじる。もうこれが期待以上のパリパリ感、ひとくち食べて感動を覚えるほど。そして、カリッ、パリパリの内側の生地はバターの甘みとしっとり感が打ち寄せてきて、うわぁ、このギャップというかコントラストというか、すごすぎる。こんなの連打されたらひとたまりもないわ、うわぁ、ちょっとこれはおいしすぎるやろ……。というぐあいに独り言が止まらなくなるくらい、超好みのクロワッサンだった。今年食べたクロワッサンで一番好き。いや、ここ数年で一番かも。人に勧めたくなるし、おいしさに共感してほしくなる。近いうちにまた食べたい。1つ200円。全然高くない、むしろ安いと思える。

カヌレも表面がガリッと固めで私好み。小ぶりなこともあり、あっさりパクパク食べた感じ。個人的にはもっと濃厚でねっとりむっちりした生地が好みだなあと思いつつ、でもじゅうぶんに好きだった。きっとまた買う。1つ150円。

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店は住宅街にあってまわりは小さなアパートや一軒家ばかり、そこにパン屋さんがあることを知らなければわざわざ通ることはないような場所。目印といえば、控えめな立て看板だけが頼りなのだった。店に入るときは引き戸を開けて、靴を脱いで(!)、一段あがってお邪魔します、というような造り(ちょっと緊張)。店内にはテーブルもあったけれど、レジで聞いてみたら、今は忙しくて手が回らないのでカフェ営業はしていないそう。「インスタで拡散されたみたいで、お客様がすごく増えてまして。少し落ち着いたらカフェもやりたいと思ってます」とのことだった。

バゲットも食べてみたいしメロンパンもおいしそうだった。すでに売り切れていたりんごデニッシュも興味あり。はー、行きやすい場所に素敵なパン屋さんができてめちゃうれしい。また行く。

【Lean】 (リーン) 

金沢市八日市1-736-1 インスタグラムはこちら

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入り口のランプはバゲット型。

お題「今日の出来事」

お題「ちょっとした贅沢」

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サンニコラのミルフィーユと、そろそろシュトーレンへの物思い

去る12月7日、野々市のケーキ屋さん【サンニコラ】へ行った。年に一度の「サンニコラの日」、ケーキ全品2割引という嬉しい日。この日は夫が不在だったので義父母を誘った。夫には言ってないけど、自分用にケーキを3つも買った。おやつに義父母と食べる分、夜に一人で食べる分、翌日に夫と一緒に食べる分。

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いちごのミルフィーユ、めちゃくちゃおいしかった。上には生クリーム、間にはカスタードクリーム。パイはサクサクと香ばしく、そこにクリームのふわふわ・もったり感が乗っかって、どうしようこれ、永遠に食べていられるのでは……と思った。ミルフィーユって、「食べにくさ」を理由に買うのをためらいがちなんだけど、いや、選んでよかった。食べにくさを補って余りある素敵さだった。ていうか、家で食べるならクリームがはみ出そうがパイが散らかろうが気にしなくていいんだから、むしろ積極的に選ぶべきなのではという気すらしてきた。というくらい、おいしかった。

ほかに買ったのはオペラ、チョコレートのタルト、ベリーのタルト。チョコレートショップでもあるので、チョコ系ケーキは安定のおいしさだった。

時は12月、そういえば、と思い出すのはそろそろシュトーレンの時期だね、ってこと。去年の今頃もそんなことを言いながら、サンニコラでシュトーレンを買った。今年はどうしようかな、別の店ものぞいてみようか、それとも自分で作ってみようかなと検討中。

クリスマスまであと2週間ちょっと、クリスマスツリーやリースを飾る習慣がなく、まだ0歳の子にプレゼントを用意する予定もなし。たぶんこのままクリスマス感ゼロで、24日がきて25日が来るだろう。シュトーレンを食べることが、ほとんど唯一のクリスマスらしい企画かもな。

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お題「今日のおやつ」