旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


柚子茶のパウンドケーキと、忘れられたカスタードケーキ

f:id:lovestamp:20191203205518j:plain

先日作った柚子茶を使ってパウンドケーキを焼いた。やってみたいと思っていたバター不使用のレシピで。バター不使用といっても油分ゼロというわけではなく、代わりにサラダ油+牛乳を使う。バターだとクリーム状になるまで練るのに労力と時間がかかるけど、サラダ油なら思い立ったときにすぐ気楽に作れるのがいい。仕上がったケーキは、しっとりふんわりして軽めの食感。柚子の香りがよくて、一度に二切れ三切れと食べたくなるできばえよ、自画自賛。バターで作ったときのずっしり感とリッチな香りはないけれど、これはこれであり。焼いたケーキ(の一部)は、柚子の作り主である義実家にプレゼントした。

パウンド型ひとつで50のケーキ バターなしでとびきりおいしい!

パウンド型ひとつで50のケーキ バターなしでとびきりおいしい!

  • 作者:吉川 文子
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2017/08/29
  • メディア: 単行本
 
バターを使わないパウンドケーキ しっとり、ふわふわ、クッキー風、おかず風 4つの生地で楽しむ全45品

バターを使わないパウンドケーキ しっとり、ふわふわ、クッキー風、おかず風 4つの生地で楽しむ全45品

  • 作者:吉川 文子
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版
  • 発売日: 2015/11/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

話は変わって、野々市の交流施設カミーノに行ったら、長机に「館内の忘れ物・落とし物」というコーナーができていた。期日までに申し出のないものは処分します、とのこと。

 

そのなかでひときわ気になったもの……

 

f:id:lovestamp:20191203211344j:plain

トイレに、カスタードケーキ? 一瞬、ケーキ屋さんで買うような生ケーキかと思って目を疑った、が、個包装の箱入りのお菓子だった。持ち主が現れるといいね。持ち主であることを証明するのが難しそうだけど。

お題「今日の出来事」

お題「今日のおやつ」

チャンピオンカレー、栗むし羊羹、ぐりとぐらの切手

香りに誘われ、チャンピオンカレーへ行く

f:id:lovestamp:20191201220155j:plain

野々市の【チャンピオンカレー】にて、Lカツカレーではないカレーを食べた。

ごはん+濃厚カレー+とんかつ+千切りキャベツのLカツカレー。いわゆる「金沢カレー」の発祥といわれるLカツカレー。チャンピオンカレーといったら何はなくともLカツカレー。来店客の8割が注文するというLカツカレー。

Lカツカレーもよいが、この日は野菜とコロッケと魚のフライがのったカレーにした(メニュー名は忘れた)。トッピングの説明文に「クリームコロッケ」とあり、写真のいちばん手前がそうなんだけど、このコロッケが私の想像を超えていた。一口食べ、二口食べる。具が出てこない。三口め。まだクリームだけ。四口め。コーンとかカニとか、そういう核の部分がない。どこまでいってもクリームしか入ってないんだけどどうなってんねん、と思ったそのとき、えっ、クリームコロッケってそういうこと?ってなった。「えっ、クリームコロッケってそういうこと?」って、声に出たもんね。コーンクリームコロッケとかカニクリームコロッケではなく、これは「クリームコロッケ」なのだった。クリームがメインのコロッケであると。うむ、商品説明に偽りなし。具がなくて飽きるかといえばそうでもなく、野菜(素揚げされてる)や千切りキャベツと組み合わせることでシャキシャキ感や味のバリエーションも生まれて、全体的にたいへん美味しかった。

この日、もともとは別の店に行くつもりで歩いていたのだけど、途中、チャンピオンカレーの前を通ったところカレーのにおい一瞬で心を奪われてしまい宗旨変え。空腹時にかぐカレーのにおいほど蠱惑的なものはないね。

ゆく秋を思いながら、栗蒸し羊羹を食べる

f:id:lovestamp:20191201220157j:plain

これも野々市にある【いそや菓子舗】の前を通ったら、「栗蒸し羊羹」の貼り紙あり。そういえばこの秋は栗蒸し羊羹を食べていない。食べずに秋を終えるわけにはいかない。迷わず入店し、購入。栗は、天面に見えている大きな甘露煮だけでなく、中にも大きめのがごろんごろん入っていた。ああ、美味しかった。とにかく、あずきと栗の組み合わせは無敵。

楽しみにしていたぐりとぐらの切手を買う

f:id:lovestamp:20191201220159j:plain

2019年11月28日発売、絵本の世界シリーズ第3集、ぐりとぐら。かわいすぎるので、もちろん複数買いした。子どもの頃、でっかいフライパンでカステラを焼くこのシーンにわくわくしていたなー。と書きながら、あれっ絵本のなかでは「カステラ」だった気がするけれど、これって見た目はパンケーキ、はたまたホットケーキか?

調べてみたら「カステラ」だった。そして、こんな素敵なサイトがあった。出版社公式のカステラレシピ。黄色くて甘くてふわふわ。想像するだけで幸せになれるわ。

www.fukuinkan.co.jp

 ▼実家に数冊あるけれど、自分で全巻買い直したくなってきた。

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

 

▼カレンダーがかわいい。来年はこれにしようかしらん。

ぐりとぐらカレンダー2020 ([カレンダー])

ぐりとぐらカレンダー2020 ([カレンダー])

 

柚子のシーズン到来。柚子茶を手作りする

f:id:lovestamp:20191128233228j:plain

柚子をたくさんもらったので柚子茶を作った。柚子6つ(正味500gくらい)+砂糖350gをあわせて瓶にいれるだけ。加熱なし。柚子は四つ切にして種を取り果汁をしぼり、皮を2ミリ幅くらいに細かく刻む。45分くらいかかった。腕が疲れた。

1日おいただけでシロップがじゅわじゅわ出てくる。さっそくお湯で割って飲む。それからヨーグルトにかけたり紅茶に入れたりして食べる。香りがよくて、とてつもなくおいしい。炭酸で割ってもいいし、トーストとかホットケーキにのせてもいい。パウンドケーキやマフィンに混ぜ込んで焼くのもいいなー。

柚子茶を使ったお菓子のレシピを探していたら、ムラヨシマサユキさんのレシピを見つけた。柚子茶ではなく、柚子とはちみつをあわせた「柚子はちみつマリネ」を使っているけれど、これは柚子茶に置き換えてもできそう。柚子のレアチーズケーキ、柚子のベイクドチーズケーキ、柚子のティラミス。どれもおいしそう。

www.nhk.or.jp

一日前にNHKの番組でたまたまムラヨシさんを見て、相変わらずのほっこりする外見とか(もさっとした髪型とめがね)、やさしくて誠実そうな口調に癒やされたところだ。あー、週末にでも、何かしらの柚子茶スイーツを作ろうかな。 

▼その後、柚子茶を入れたパウンドケーキを作った。大成功。 

www.tabitoko.com

 

ムラヨシマサユキのお菓子 くりかえし作りたい定番レシピ

ムラヨシマサユキのお菓子 くりかえし作りたい定番レシピ

 
ホーローバットで作る とびきりスイーツ

ホーローバットで作る とびきりスイーツ

 

友人の無事の出産を祈って。かぶと洋菓子店のブルーベリータルト

出産予定日を間近に控えた友人から「出産前にどうしても食べておきたいものがある。買って持っていくから、一緒にどう?」との誘いがあった。友人ご指名のその品とは、金沢のケーキ店「かぶと洋菓子店」のブルーベリータルト。

f:id:lovestamp:20191125144706j:plain

かぶとといえばブルーベリータルト、ブルーベリータルトといえばかぶと、という看板商品であり絶対エース。味も見た目も派手なところはなくて、なんというか、昔から変わることなくおいしいものをきちんと一つずつ重ねましたというような、シンプルにして王道をいくタルトなのだった。ああ、おいしかった。

ちなみにケーキの前にはピザを食べた。これも友人が「今のうちに食べておきたい」と言ったもの。宅配ピザのMサイズ、ふたりで2枚いけるかな? いけるいける、むしろ足りないんじゃないか?と協議しつつM2枚。結果、余裕だった。ピザのケースをそれぞれの目の前にドーンと置き、むしゃむしゃとたいらげることの喜びよ。LとMを1枚ずつでもいけたかもね、でもまあ腹八分目が大事だよ、このあとケーキもあるしね。

ピザとケーキを食べるという願いをかなえ、お腹と気力を充実させた友人。「出産までにチャンスがあればもう一回ピザパーティーか?」という話も出たが、いやいや、もう、いつ産気づいてもおかしくない時期にさしかかる頃合い。次に会うのはきっと産後だね。友人にとってはピザやケーキはしばらくおあずけ(高脂肪食品は、人によっては母乳トラブルのもとになる)だけど、身体や気持ちが落ち着いた数か月後にでも、お互い子連れでふたたびピザパを開く日を心待ちにしているよ!

 

水毛生家庭園の紅葉と、のどぐろ香箱がにラーメン

本日、勤労感謝の日。野々市のカミーノで開かれていた「みんなでさんくすまるしぇ」というイベントに行った。行ってみたら、数日前から家で話題にしていた金沢の「ラーメン&バー アブリ」が出店しているのを発見。のどぐろラーメンがおいしい、という話をしていたのだけど、今日の限定メニューは「のどぐろと香箱がにのだし香るらーめん」800円。のどぐろと香箱がに。ザ・北陸!

f:id:lovestamp:20191123221931j:plain

スープのうまみがすごい! のどぐろ~! 味がつよい、でも上品。すごくおいしかった。香箱がにの味は……わかったような、私の舌にはわからなかったような。薄くて柔らかいチャーシューが、すっきりした麺とスープに合っていた。

 

このあとは散歩がてら、カミーノから近い場所にある古い日本家屋、「水毛生(みもう)家住宅」へ。通常は非公開の内部を今日に限り公開するということで興味があったのだよね。

f:id:lovestamp:20191123225020j:plain

庭園のコケが、しっとり・つやつやできれい。

f:id:lovestamp:20191123225106j:plain
f:id:lovestamp:20191123225049j:plain

紅葉が見ごろ。手洗い鉢の水面に映りこむのもよい風情。

f:id:lovestamp:20191123225116j:plain

屋根の鬼瓦にネコ。ねずみ除けのおまじないらしい。

秋晴れの空の下、思いがけずおいしいラーメンを食べて美しい庭園を見られて、いい休日でした。

 

今週のお題「紅葉」

お題「今日の出来事」

子どもの代わりに自分にごほうび。セブンのずんだ団子

f:id:lovestamp:20191118104943j:plain

子どもの予防接種のため小児科へ行く。帰り際にコンビニに寄り、「注射を頑張ったごほうび」と称して自分のためのおやつを購入。頑張ったのは子どもだろ、おまえじゃないだろう!という声が聞こえてくきそうなのを無視して買ったのは、セブンイレブンのずんだ団子なり。

ああ、ずんだ団子。セブンで売ってるということをネットで知って、ずんだ好きとしては絶対に見逃せない!と鼻息を荒くしていたもの。その味は、もう大満足だった。見てのとおりの荒い粒感、枝豆の豊かな香り、団子はやわらかすぎずしっかりした弾力があってムチムチ。うめぇ、ずんだ団子うめぇ……とうなりながら食べた。注射を頑張ってよかった、と思ったね。頑張ったのは私じゃないけどね!(息子よ、よくがんばりました)

お題「今日のおやつ」

連係プレーのバナナケーキと、渋皮栗あんたいやき

f:id:lovestamp:20191117213954j:plain

栗原はるみさんのレシピでバナナケーキを焼いた。生地にバナナがよくなじんでおいしい。しっとりした口当たりと、バナナの濃厚な甘さ。これはいくらでも食べられる。

バナナケーキを焼いたのは、義母のナイスパスのおかげ。その日、買ったばかりの栗原さんのレシピ本を眺めながら「ああ、このバナナケーキがおいしそう。すぐにでも作りたい」と思ったのだけど家にバナナはなし。スーパーに行こうかな、バナナのためだけに行くのも面倒だな、何かのついでのときでいいか……と迷っていたら、義母から「畑の野菜がいろいろ採れたから持っていきたいんだけどどう?」と連絡があった。

いるいる、いただきます! というわけで買い物に出るのはやめた。その後、義母が持ってきたのは、じゃがいも・さつまいも・さといも・白菜・大根・キャベツ・ゆず・ピーマン。収穫の秋だねえと喜んでいたら、「これもあるよ」と差し出されたのが、なんと! バナナであった。「そんなバナナ」って喉まで出かけたわ。バナナはもちろん畑で採れたわけではなく、「途中のスーパーでなんとなく買った」とのこと。いやあ素晴らしきナイスタイミング、以心伝心とはこのことか。これが、今までにも何度もバナナを買ってきてくれたことがあるというなら別に驚かないけど、数年間の付き合いの中でバナナをもらうのはこれが初めてだったからなおさら驚き。そんなわけで、気持ちの冷めないうちにバナナケーキを焼くことができたのだった。

f:id:lovestamp:20191117221002j:plain

我が家の週末おやつの定番、【土九】のたいやきも食べた。二か月ごとの「季節のたいやき」、11・12月は渋皮栗あん。栗好きの私には、一年でいちばんうれしい季節かも。

f:id:lovestamp:20191117221138j:plain

栗あんがぎっしり。ところどころに、ごろっとした大きな栗の塊も入っていて、それが出てくるとテンションが超上がる。はあ、それにしても、甘いものは癒し。

 

お題「今日のおやつ」

= 広告 =

 

チョコチップクッキーを焼き、抹茶チーズケーキのパルムを食べる

f:id:lovestamp:20191114145625j:plain

チョコチップクッキーを焼いた。食べごたえのあるチョコ感を出したかったので、板チョコを大きめに割ってたっぷり入れる。クッキー生地は固め。一枚食べるだけで、しっかりとした満足感……となればよかったのだけど、私のわんぱくな食欲の前には固めクッキーも大きめチョコも何のその、焼いたその日のうちに半分がなくなるありさまであった。

もともと、夫がおやつに買ってきたチョコチップクッキーがあり、それがおいしくて8割がた(いや、9割…?)私一人で食べてしまい、「いかん、チョコクッキーのストックを増やしておかねば」という思いに駆られて手作りしたのだが。ストック先は家のおやつ箱ではなく、私の胃袋になってしまった。あーあ。まあ、そうなるであろうことは、最初からうすうすわかっていたけれどもね。

 

もうひとつ、最近食べてめちゃくちゃ美味しかったアイスクリームがこれ。

f:id:lovestamp:20191114150658j:plain

パルムの抹茶チーズケーキ味。私はパルムの感動的なくちどけが大好き。抹茶も大好き。チーズはまあ普通だけど、パルムの新作ということなら食べてみたいという、期待感ゆるめの動機で食べてみたところ、これがものすごくおいしかった。また見つけたら即買いたい。チーズアイスが想像を上回るおいしさで、なんていうの、乳の甘みとまろやかさが素敵。これが抹茶の苦み&香りと口の中で溶け合って、食べながら、「うわあ今わたしすごくおいしいもの食べてる」としみじみかみしめたくなる感じだった。

お題「今日のおやつ」

 

秋を味わいまくる。栗ごはんとぎんなんと【サンニコラ】のモンブラン

お題「今日のおやつ」お題「今日の出来事」

f:id:lovestamp:20191110214032j:plain

本日の夕食。栗ごはんと、塩を振ったぎんなん。(と、おでん、かぼちゃサラダ、大根なます、かぶら寿司を少しずつ。居酒屋みたいだな)

昨日買った生栗、朝からせっせと皮をむいて栗ごはんにした。ぎんなんは電子レンジで処理。紙の封筒に10粒ほど入れて600ワットで50秒くらい、殻に割れめが入り実がほどよく加熱される。殻むきの手間から解放されて超らくちんなので毎回この方法だ。3、4粒は実が弾けて粉砕されちゃうので見た目がアレだけど、自分で食べる分には構わないのでね。

今日はモンブランも食べた。栗の皮むきが終わったところで「あ~、モンブランが食べたいな」となり(脳内が栗まみれになっていたものと思われる)、サンニコラへ。栗のケーキはモンブランのほかにもムースやミルクレープがあって心惹かれたけど、初志貫徹でモンブランを選んだ。

f:id:lovestamp:20191110220306j:plain

サンニコラの「和栗のモンブラン」。マロンペーストを一口食べて、口当たりが予想以上にもったりして濃厚でびっくりした。土台にはごく軽いサクサクの生地(卵白かな?)が敷いてあるのだけど、ケーキの中身は生クリームのみという潔さが最高。スポンジとかムースとか刻み栗とか一切なし、ただただマロンペーストと生クリームだけを存分に味わうケーキ。はあ~すばらしかった。

モンブラン、栗ごはん、ぎんなん。これらを食べて、ひとまず「秋の味覚を満喫したい欲」が満たされた。今日のところは。栗ごはんとぎんなんはまだあるから明日も楽しめるとして、「モンブランをはじめとする栗スイーツを食べたい欲」はまだ継続中。栗が食べたいのか単に甘いものが食べたいのかが判然としないが、なんだろうなあ、ほかの果物にはここまでの希求が起こらないのに、ともかく栗の吸引力は特別すぎるわ。

そして、サンニコラで年に一度開かれるイベント「サンニコラの日」=ケーキ全品2割引!が、12月7日にあることを知った。もう栗のシーズンは終わってるかもしれないけど、ケーキどれでも2割引という誘惑に勝てる気がしないね。

◆サンニコラ野々市本店 http://www.st-nicolas.co.jp/

 

= 広告 =

 

木の実のおいしい季節、栗とぎんなんを求めて。

f:id:lovestamp:20191109233633j:plain

大文字草の花がかわいい。10月23日の記事に「今が見ごろ」って書いたけど全然そうじゃなかった。最盛期はそのあとにやってきて、まさに今が満開だと思われる。まだいくつかつぼみがあるので楽しみが続く。花期が長くてうれしい。

 

さて、2週間ほど前に生栗を買って栗ごはんを炊き(栗の皮をむきまくって、この秋初めての栗ごはん - 旅と日常のあいだ)、非常においしかったので今後も栗を買いまくる気まんまんだったのだけれど、あれ以来近場のスーパーで生栗を見かけることがなくなってしまった。このまま買わずに栗のシーズンが終わるのは悲しすぎる。栗を求めて、今日はやや遠めのスーパーへ足を延ばした。ついでに殻付きのぎんなんも買うつもりで。野菜コーナーには……どちらも置いてあった。やったー! これで秋の味覚を満喫よ。

栗は栗ごはんにするとして、ぎんなんはどうしよう、ぎんなんごはんもいいし、串に刺しておでんに入れるのもいいし、シンプルに塩で炒るのも間違いない。あああ、ぎんなんラブ。あのモチモチ・クニクニした食感、つややかな緑色、独特の苦み。どの観点から見ても、食材としてほかに代わるもののない唯一無二の位置にいると思う。まったくたまらんね。もし栗とつきあっていたとして、「私とぎんなんとどっちが好きなのよ!?」って聞かれたらどうしよう、どちらも違うよさがあるから比べられないし選べない。そんな愚かな質問はやめてくれ……というようなことを考えてしまうくらい、どちらも好きだ。まあ、今日はもう遅いので、明日、皮むき&殻むきを頑張る。