ここ数年食パン専門店や高級食パンが話題だけれども、試しにいろいろと食べてみて、そのたびに実感することがある。なにかというと、「結局、ペリカンの食パンがおいしすぎる」ということ。ペリカンのパンには、他とはまったく違う個性があるのよ……。決してくせのある味というわけではなく、いつどんなシーンででも食べたいし、どれだけ食べても飽きない。見た目に反してずっしり重くて、生地はみっちり・むっちり詰まっていて、ほかのどんな店の食パンとも違う唯一性がある。
そんなペリカン食パンのおいしさが何十倍にも増す食べ方が、チーズトーストだと思う。とろけるチーズをのせて焦げ目がつくまでトースターでしっかり焼く(そしてまた、バルミューダが実によい仕事をするのだ)。こないだ、よつ葉のちょっといいチーズ(原材料は生乳と食塩のみ)を使ったらめちゃくちゃおいしかった。みっちりした食パンに、しっかりした弾力と伸びのあるチーズ。おいしくないわけがない。
チーズ+黒こしょう、チーズ+はちみつ。
チーズ+ケチャップ、チーズ+りんごジャム。
冷凍してある食パンを次はどうやって食べようかと考えるのが幸せ。このあとやってみたいのは、チーズ+しらす、チーズ+つぶあん。ペリカンの食パンはしょっぱいのも甘いのもばっちり受け止めてくれるから頼もしい。来年もまた、このおいしいパンをそれなりに定期的に食べられますように(=夫の東京出張がいいあんばいにありますように)。
▼バルミューダのレシピページ。トーストのバリエーションがいろいろあって楽しい。何時間でも見ていられる。お腹がすく。