旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


真夜中のハーブスと真昼のかき氷

東京・日本橋はマンダリン・オリエンタル東京にてアフタヌーンティーを楽しんだあと(その記事はこちら)、日本橋をぶらぶらし、銀座をぶらぶらし、新宿をぶらぶらし、買い物に夕食にと精力的に動き回り、最後に入ったのは、有楽町のハーブス(ルミネの2階にあるよ)。

閉店間際のショーウィンドウであれこれ悩んだ末、ケーキ3つをテイクアウト。 ホテルに持って帰って、分け合って食べた。部屋に備え付けのほうじ茶とともに。

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グリーンティームース、シトロンケーキ、レモンヨーグルトケーキ

 

明けて翌日、気温が上がって真夏の暑さのなか、今日は谷中の「ひみつ堂」でかき氷を食べようと心に決めており、昼をめがけて向かったのだが、ちょうど正午くらいの時刻、過去二回の訪問時には見たことのない長い行列ができていた。二時間待ちですって。さすがにこの炎天下で(屋根もない)待てない!! 残念ではあるがひみつ堂をあきらめて、同じ谷中銀座にあった別のお店に行ってみた。

茶遊亭という、お茶屋さんがやっているカフェ。おもてに「日光天然氷」ののぼりがあり、しかもお茶屋さんが作るお茶シロップなら美味しさは間違いないんじゃないのか?と。こちらは行列もなく、すぐに着席できた。

頼んだのは、「八女抹茶金時」。追加で、自家製みるくのシロップも。でっかいのが出てきた!黄色いのは、栗の甘露煮。ミルクシロップは別添え。 

氷の下に小豆をたいたのが隠れていて(それじたいは甘くない)、ここに抹茶シロップとみるくの甘さを加えながら食べると、まあなんて美味しいこと。ひみつ堂の代わりに、ってことで入ったお店だったけれども、広いし落ち着くし氷もふわふわだしシロップも美味しいし、これは満足な発見であった。

軒先で「ひみつ堂はどこですか?」って道をたずねるお客さんもいて、店員さんやや苦笑していたが。その数分後にお客さんが戻ってきて「ひみつ堂は混んでいたのでこっちにします」って入店していた。強者であるなあ!ひみつ堂もとっても美味しいけれど、茶遊亭も美味しい。JR日暮里駅から谷中銀座に向かって、夕焼けだんだんを下りた右手。木いちごのシロップも美味しそうだった。