旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


週末の記録。ホットサンドを作り、衣替えをし、クイズ動画を見続ける。

f:id:lovestamp:20200524231650j:plain

この週末の「やりたいことリスト」の振り返り。

○できたこと

・図書館に行く→行った。吉村昭『高熱隧道』などを借りた。

・冷凍庫のひき肉を使い切る→煮込みハンバーグを作った。美味。好評。

・コートをクリーニングに出す→済。ポケットから未開封のキットカットが出てきた。

・マフラー、手袋類を片付ける→済。

・風景印の郵頼→相撲の切手で、相撲を描いた風景印3つを郵頼した。楽しみ。

・ホットサンドを作る→久々にバウルーを出して焼いた。8枚切りの食パンでスクランブルエッグと、キャベツ豆苗ツナサラダをサンド。パンのカリカリ&蒸された具のふっくらした食感はホットサンドメーカーならではだなー。トースターに比べて手間がかかるし洗い物が増えるのが億劫で作る前は腰が重いのだけど、作って食べたらやはりおいしい。面倒くさがらずにまたやろう。

▲できなかったこと

・保育園布団の持ち運びバッグを作る

・子の写真を整理してアルバムを作る

・リカちゃん人形の服を作る →まあこれらは至急ではないので、そのうちに。

・クイズノックの動画を見すぎない→ある程度見たあと、そろそろやめようと思ってからさらに数十分は見てしまう。ハマってるなー。その中で新しく覚えた言葉=目安針(めやすばり)。アナログ目覚まし時計で、目覚ましが鳴る時刻を設定する針のこと。勉強になるなあ。と、このブログを書いているまさに今も、テレビ画面ではクイズノックを再生中……。

お題「気になる番組」

一ヶ月半ぶりに開館した図書館ヘ行き、土九でたいやきを買う

長く休館していた市立図書館が開館したので行ってきた。1ヶ月半ぶり。

f:id:lovestamp:20200523223347j:plain

赤ちゃん向けの本コーナーで、「あかちゃんぱっく」という新しい企画をやっていた。紙袋に図書館員が選んだ赤ちゃん用の本が3冊入っているというもの。中身は開けてのおたのしみ。どの本を選んだらいいかわからない人、このご時世で図書館での滞在時間を短くしたい人、できるだけ本に触れたくない人にぴったりのいい企画だなー。

と思いつつ、私は利用しなかった。まだまだ本の扱い方が雑な我が子、ページを折り曲げたり破ったりする可能性が大いにあるので、それができないよう厚紙の本(いわゆるボードブック)しか借りないようにしているのだ。袋の中身を確かめられないのでやめておいた。逆に言えば、ボードブック限定セットを作ってくれたら利用するかも。次に図書館に行ったときに一意見として提案してみようかな。

 

図書館が一ヶ月半ぶりということは、つまり、いつも図書館とセットで行っていた土九(たいやき店)も一ヶ月半ぶり。

f:id:lovestamp:20200523225118j:plain

定期的に変わる「季節のたいやき」は、前回の桜あんからりんごカスタードクリームになっていた。モチモチ生地の中に、ぽってりしたクリームとしゃきしゃき煮りんご。美味。

週に一度は図書館に行ってからたいやきを買いに行くというお約束の流れ、ここ数ヶ月間できずにいたことを今日はできたことがうれしい。少しずつ日常に戻っていくための、まずは小さな兆しという感じだ。

お題「大好きなおやつ」

六花亭のおやつ詰め合わせで、おうち時間の充実をはかる

f:id:lovestamp:20200522231632j:plain

六花亭の通販限定商品「通販おやつ屋さん」を取り寄せた。1箱に23個のお菓子が入っていて、送料込みで3000円。大好きなマルセイバターサンドが6つも入ってる!

▼内容はこちら

マルセイバターサンド×6個
水ごよみ×2個
マルセイビスケット×2枚
マルセイバターケーキ×1個
マルセイキャラメル×2袋
万作×1個
畑の大地ひろびろ×1個
花の大地ひろびろ×1個
ストロベリーチョコ・ミルク袋入(80グラム)×1袋
大平原×1個
雪やこんこ×1枚
北加伊道×1個
霜だたみ×1個
ホワイトチョコレート×1枚
べこ餅×1個

 

久々に食べたバターサンドは間違いのないおいしさだった。バタークリームのじゅうぶんな厚み。満足感高いわー。あと、サクサクのパイ生地にコーヒークリームがはさまった「霜だたみ」もめちゃおいしいんだよね。

全体の半分くらい食べたけれど、これまでの暗黙のルールとして、食べるのは夫と一緒のとき、どれを食べるか相談しつつということになっている。自分の勝手なタイミングで好きなのを食べるということはしていない。「ちょっと! 私の知らない間にお菓子が減ってる! 食べたかったアレがいつの間にかなくなってる!!」というような揉め事を避けるためである。

それならば最初から一人一箱を買って完全に各自のペースで食べたほうがラクだろうけれど、そんなことをしたら、私だけが5倍くらいのスピードであっという間に食べ尽くしてしまうのは目に見えている。私の箱はからっぽなのに夫の箱はまだまだお菓子でいっぱいとか、そんな拷問には耐えられない。節制傾向の夫のおかげで、食べたがりの私がどうにか抑えられている状況だ。あー、次はどれを食べようかなあ。

 

= 広告 =

 

お題「これ買いました」

お題「大好きなおやつ」

ライムクリームのケーキとバラのつぼみ

ケーキを買いにサンニコラへ。店に着いたら外にまで行列ができていて驚いた。お客さんどうしの間隔をあけ、入店人数を制限した結果。母の日かつ、おこもり生活におけるご褒美としての甘いもの欲求……。考えることはみんな同じね。

ケーキは20種類くらいあるのに、14時時点で3種類しかケースになかった。事前にホームページを見て選んでいたモンブランも桜のケーキもなし。いやーびっくりするわ。かろうじて売られていたチョコ系、いちご系、ライム系の3種類を買い、家族が選んだあとのひとつを私が食べた。

 

f:id:lovestamp:20200510233016j:plain

ライムクリームのケーキ。上にのってるのは青のりじゃないよ、ライムの皮だよ。中にはパイナップルを甘く煮たものが入っていた。はっきりした甘みと酸味、そして爽やかな香りがたちのぼっておいしかった。自分からは選ばないタイプのケーキだけど、「残り物には福」でした。

 

f:id:lovestamp:20200510232951j:plain

鉢植えのバラに大きなつぼみがついてる。うっすら赤い花の色が見え隠れ。数日後には咲きそうだ。植物を見てると、人の世の忙しさや焦りとは関係なく、自分のリズムで淡々と着実に全力で生きていることが伝わってきて、安心したり憧れたりいじらしく感じたりする。

 

八ツ橋に、よいとまけ。ご当地スイーツのチロルチョコ第二弾

チロルチョコの「チロルご当地めぐり」シリーズに2020年の新商品が出ている。

・北海道 よいとまけ

・東京 芋ようかん

・京都 八ツ橋

・沖縄 紅いもタルト

 

f:id:lovestamp:20200506071006j:plain

八ツ橋は、もちもちしたグミ入り+シナモン味。モグモグかみしめていると、チョコ全体にそこはかとなく「八ツ橋」感が出てくる。シナモンパウダーは、コラボ相手である本家西尾八ッ橋のものを使っているそう。

 

f:id:lovestamp:20200506071010j:plain

よいとまけの実物は、ハスカップジャムを使ったロールケーキ(たぶん食べたことない)。これを再現したチロルのほうはハスカップソースの甘酸っぱさが立っていておいしかった。カステラ風味のあん(カステラっぽいモソモソした舌ざわり)と合わさって、こちらも全体でロールケーキ感が出ていた。

ご当地スイーツとコラボしたチロルを企画する仕事って楽しそうだなあ。もとのお菓子の個性とチロルチョコらしさが共存しているのが素敵。というか、前作の販売はちょうど一年前の2019年4月だったけど、まさか1年経って新商品が登場するとはうれしい驚き。次回はまた一年後か? 

 

▼ご当地チロル第一回は、コメダ珈琲やかもめの玉子とコラボでした

www.tabitoko.com

お題「大好きなおやつ」

お題「好きなシリーズもの」

人参再生10日目、わらびもち、家でエヴァ映画

f:id:lovestamp:20200504222954j:plain

10日前に始めた人参再生作戦。一日ごとに、目に見えて成長している。1本だった茎が、根元で枝分かれして2本になった。すごい生命力。たくましくて健気でかわいい。このまま続けたらどこまで伸びるのか、興味津々だ。ちなみに、水につけてある根っこの底面は、下向きに少しふくらんだほかは変化なし。

 

f:id:lovestamp:20200504225911j:plain

午後はわらびもちを作る。数ヶ月前に買ったわらび粉&きなこのセットがあることを思い出し、急に気温があがって暑くなった今日のような日にぴったりのおやつだと思ったので。しかし、鍋でぐつぐつ煮え立つわらびもちを木べらでひたすら練り続けるのは、暑いわ腕が疲れるわでなかなかの重労働。できあがってもすぐ食べられるわけではなく、冷えるのを待たなくちゃいけないし。2時間後にやっと食べたわらびもちは、ぷるぷるのもちもちでおいしかった。きなこもいいけど、抹茶をかけてもおいしそう。明日試してみよう。

 

そういえば、夫が友人たちとオンライン飲み会をしている間、貴重なひとり時間を満喫するべく録画してあった映画を見た(子は熟睡)。エヴァンゲリオン新劇場版、序。見るのは2回目(1回目は公開当時に映画館にて)で、あーそうだったこんな感じだったなと思い返しつつ、今年公開予定の最新版に向けたおさらいとして。私の中での評価というか楽しめる度合いとしては、四部作のうち、序=ふつう、破=エヴァかっこいい、シンジが前向きですばらしい、何度も見たい、Q=なんじゃこりゃあああ暗くて辛気臭くて腹が立つ!! というもの。最新作の前にひととおり見ておきたい反面、Qを見てイライラ悶々とするのがイヤだな~とも思ったり。いや、その前に、最新作の公開はいつになるのやら(6月の予定だったけどコロナの影響で延期が決定している)。

 

▼つい買いまくってしまったエヴァ切手とか

www.tabitoko.com

 

▼エヴァ好き友人Sちゃんとの箱根旅

www.tabitoko.com

お題「#おうち時間

お題「好きなシリーズもの」

お題「大好きなおやつ」

おいしいレーズンと、期待はずれのミチプー

f:id:lovestamp:20200502232821j:plain

先日作ったパウンドケーキ、くるみとレーズン入り。切り分けたのを数日間かけて少しずつ食べた。サンマスカットという品種のレーズンなのだけど、これがまたおいしい。よくあるカリフォルニアレーズン(ギュッとしてかたくて甘さが口に残る感じ。個人的感想です)と違って、実がふっくらして柔らかめ、甘みも酸味もあってバランスがよく、ぶどうの果実感が感じられる。パウンドケーキを食べたときにレーズンの食感だけが浮いてしまうということがなく、うまく溶け込んでいるけど存在感がある。美味。そのまま食べてもサラダに入れてもおいしい。これまでレーズンの品種なんて気にしてなかったけど、これからはサンマスカット推しでいこうと思う。

 

おやつといえば、ローソンでミチプーというのを買った。

f:id:lovestamp:20200503002455j:plain

「ミッチリつまった濃密プリン」という触れ込み。プリンは硬めが好き、プリンでもパンでもみっちりむっちりした食感が好きなので大いに期待しながら食べた。が、ちょっと拍子抜けだった。挿したスプーンがなかなか抜けない程度には確かにみっちりしている。でも、そのみっちり感が口の中でみちみちと持続されるかというと、そうでもなく溶けていってしまう。えっ、もっと強い弾力で楽しませてよ、みっちり度合いが物足りないよ、と思った。満たされない気持ちを埋めるべく、直後にういろうでも食べてみっちり感を取り戻そうかと思ったくらいだ。思いとどまったけど。まあ、「ミッチリつまった」っていうキャッチコピーに過剰な期待をした私が悪いのかもしれない。みっちり具合が切なかったため、味についてはあまり記憶がない……。でも240円は高いなーと思った。また自分でプリンを作ろう、とも思った。

www.tabitoko.com

 

お題「ささやかな幸せ」

お題「手作りしました」

ミスドの抹茶ドーナツ、ティラミス入り

f:id:lovestamp:20200427233744j:plain

4月10日から、ミスドで期間限定の抹茶ドーナツを販売中。食べたいなと思いつつ、近くのお店は営業時間短縮で立ち寄りづらくなってしまったし、そもそもドーナツを買うために外出するのはどう考えても不要不急だよなとあきらめていた。が、先日、営業時間内に近くを通る用があり、これはチャンスと念願かなってドーナツ購入。その名も「抹茶の頂(いただき)」シリーズ。いただき。ものものしくて大げさだなぁ、でも期待がふくらむいいネーミングだなと思いつつ。

右は「ポン・デ・宇治抹茶」。抹茶生地のポン・デ・リングで抹茶クリームをはさんである。想像どおりのモチモチ感とふわふわほろ苦いクリームがよいバランス。

左は「ティラミス宇治抹茶ホイップ」。中にティラミスがサンドされているということで、ドーナツの中にティラミスってどういうこと?どうなっちゃってるの?とわくわくどきどきしながら食べた。そしたら、ココア味のドーナツの中に本当にティラミスが入っていた。コーヒーをしみこませたスポンジケーキとまろやかなホイップクリームが。想像するとずっしり重たそうだけどそんなことはなく、やわらかいドーナツ生地にスポンジとクリームがいい相性だった。おいしかった。

次は5月15日からまた抹茶シリーズの新作が出るそうで、その名は「抹茶の驚き」。これまた気持ちを揺さぶられるわー。その頃には、ドーナツを買うのは不要不急かなんて考える必要のない状況になってればうれしいけど、どうだろう、楽観的に過ぎるだろうか。ドーナツの穴をのぞいて先を見通せたらよいのにね。

 

お題「大好きなおやつ」

お題「気分転換」

強めのラム酒とミルククリームで、ラムレーズン好きを満たすチョコ

f:id:lovestamp:20200423002828j:plain

ラムレーズンが好きなので、ラムレーズン入りのチョコレートを見かけるとつい買ってしまう。スーパーやコンビニで手軽に買えるものとして、私の中では長年ラミーが不動の一位なのだけど、ここ数年はメルティーキッスのラムレーズンが急上昇しておりトップ争いを繰り広げていた。どちらも冬季限定商品だからそろそろ買えなくなる。さみしい。

と思っていたら、最近になって新商品のエムズバー ラム・オ・レというのをよく見るようになった。食べてみたら相当においしくて好みのど真ん中、これは素敵なお菓子に出会った…!と歓喜。表面のチョコレートと中のラムレーズンの間に柔らかめのミルククリームが詰まっているのだけど、ここにしっかりとラム酒がきいているのがいい。甘くて濃厚なミルク感にラムの華やかな味と香りがからまって、食べてるときもそのあとの余韻も素敵。うっとりする。好きだわー、これはメルティーキッスを超えたかもしれん。こんなおいしいチョコレートをどこが作ってるのかなと思ったら、エムズバーもメルティーもどちらも明治だった。さすが、「チョコレートは明治 ♪」だな。春の新商品だからしばらくは店頭にありそう。あってくれ。また買います。

 

お題「ささやかな幸せ」

お題「大好きなおやつ」

 

パンにまつわるおいしいアンソロジー、『こんがり、パン』

河出書房新社『こんがり、パン』を読む。小説家、随筆家、詩人、翻訳家など41人が書いたパンにまつわる文章を集めた本。1編が4~6ページと短めで、細切れ時間に少しずつ読めるのがいい。

こんがり、パン(おいしい文藝)

こんがり、パン(おいしい文藝)

 

 パンにまつわる文章といっても人それぞれ。味や好みなどパンそのものについての話、パンから連想される家族との思い出、昔読んだ物語に登場するパンのこと、ホームベーカリーを買ったこと。これらを集めて本が一冊できるくらいに、みんなパンについて語るものをもってるってことか。

41編の並べ方がまた絶妙。発表順とか作者名順ではなく、内容がゆるやかに関連してつながっていくように並べられているのが醍醐味。時代も作者もばらばらの文章が、似通ったテーマやキーワードでしりとりのようにつながっていく面白さがある。編集者は、よくこれだけパンにまつわる文章を見つけてそれをうまいこと配置したなあと尊敬。特に好きな流れは、川上弘美さんの「長田弘の本を読んでいたらしょうがパンの作り方が載っていて驚いた」という文章の直後に、長田弘さんのまさにその文章「ショウガパンの秘密」が掲載されているところ。読者の興味と欲求をばっちり満たしてくれる構成が気持ちいい。

あと、岸本佐知子さんの「一度きりの文通」っていう話がとても好きだった。高校にパンを売りに来ていたパン屋さんと、パンの注文袋に書いたちょっとしたメモのやりとりで淡い交流をしたというエピソード(胸キュン)。内容も、岸本さんの書く文章もいいなと思った。これが収録されたオリジナルの本を読んでみたくて巻末の著作リストを見たら、出典は「ねにもつタイプ」という文庫本。おっと、すでに持っている本だった。その割に読んだ記憶がないのは、まだ読んでいないのか、忘れているだけなのか。

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

 

 

ちなみに今日の私の食事(主食)は、朝=トースト、昼=おにぎり、おやつ=あんパン(小)、夜=麦入りごはん、食後のデザート=あんパン(小)、寝る前=あんパン(小)。食べざかりの高校生か。どうにもこうにもあんパンが好きすぎる日であったよ。

 

 

お題「我が家の本棚」