先日作ったパウンドケーキ、くるみとレーズン入り。切り分けたのを数日間かけて少しずつ食べた。サンマスカットという品種のレーズンなのだけど、これがまたおいしい。よくあるカリフォルニアレーズン(ギュッとしてかたくて甘さが口に残る感じ。個人的感想です)と違って、実がふっくらして柔らかめ、甘みも酸味もあってバランスがよく、ぶどうの果実感が感じられる。パウンドケーキを食べたときにレーズンの食感だけが浮いてしまうということがなく、うまく溶け込んでいるけど存在感がある。美味。そのまま食べてもサラダに入れてもおいしい。これまでレーズンの品種なんて気にしてなかったけど、これからはサンマスカット推しでいこうと思う。
おやつといえば、ローソンでミチプーというのを買った。
「ミッチリつまった濃密プリン」という触れ込み。プリンは硬めが好き、プリンでもパンでもみっちりむっちりした食感が好きなので大いに期待しながら食べた。が、ちょっと拍子抜けだった。挿したスプーンがなかなか抜けない程度には確かにみっちりしている。でも、そのみっちり感が口の中でみちみちと持続されるかというと、そうでもなく溶けていってしまう。えっ、もっと強い弾力で楽しませてよ、みっちり度合いが物足りないよ、と思った。満たされない気持ちを埋めるべく、直後にういろうでも食べてみっちり感を取り戻そうかと思ったくらいだ。思いとどまったけど。まあ、「ミッチリつまった」っていうキャッチコピーに過剰な期待をした私が悪いのかもしれない。みっちり具合が切なかったため、味についてはあまり記憶がない……。でも240円は高いなーと思った。また自分でプリンを作ろう、とも思った。