旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


ミスドのレアメニュー「塩キャラメルフレンチ」よ、いつまでも消えないで!

我ながらどうかと思うくらいミスドに通い詰めている今日このごろ。春限定の「桜もちっとドーナツ」が好きすぎて! 前と同じ「五分咲き」を再び。もちもちの桜生地に桜ホイップクリーム、いちごチョコ。うまい~~~!

もうひとつは棚で見つけて「おおっ?!」となった、初めましての塩キャラメルフレンチ。大っぴらに告知されることなくいつの間にか現れて短期間で姿を消す、いわゆるレアメニューである。期間限定メニューの終了後、あまった材料を駆使して作られるという言い伝え。塩キャラメルとホワイトチョコの組み合わせは、甘党には最高。

桜もちも塩キャラメルも、どっちもおいしすぎた。これは名作…!と興奮。どっちも相当甘い。甘いけど、全然いける。飽きない。塩キャラメルフレンチはまじで天才的においしいので通年でおいてほしい。激烈に甘いけど、それがよい。

このブログの過去記事をさかのぼると、おやつにそんなにドーナツを食べて大丈夫?という気がしてくる。が、安心してください、おやつではなく昼食として食べてます。(えっ?)

ちなみに今日のお昼は上記のドーナツを食したあと、デザートとして抹茶フィナンシェとマドレーヌを食べた。どうかしている。しあわせ。

乙女心をくすぐる桜餅ハンカチ@近沢レース店

話が前後するけれど、3月初めに友人Sちゃんと共に村上春樹 &川上未映子の朗読会@早稲田大に参加した翌日、Sちゃんと別れて横浜に遊びに行った。別行動だった夫と子どもも合流。

www.tabitoko.com

 

横浜に行くことをSちゃんに告げたら、きっと好きだと思うよと「近沢レース店」という店のURLを送ってくれた。聞いたことないなぁと思いつつページを開いてびっくり。ほんの数日前、たまたま見かけた誰かのSNSにめちゃくちゃかわいい刺繍ハンカチが載ってて「何これ素敵!ほしい!」と思った、まさにそのハンカチを作っている店だった。こんな奇遇ってある…?! しかも、横浜で泊まるホテルから徒歩圏内。ネットで買うしかないと思っていたのに、すぐそばに実店舗があるなんて、まさに天の采配。Sちゃんに教えてもらわなかったら、確実に素通りしてたわ。

横浜元町 近沢レース店|夢とゆとりをレースにこめて

 

というわけで、元町の商店街にある近沢レース店へ。店内には繊細可憐なレースをあしらったハンカチ類が色とりどりに並んでいて、見ているだけでうっとり…。普段は刺激されない種類のときめきスイッチがぎゅんぎゅん押されて、興奮と放心のあいだをさまよいながら見て回ったのだった。

なんといってもモチーフが独創的。お花とか幾何学模様みたいなよくあるものだけではなく、いくら丼とか豆苗とか漢字のレースとか、コミカルな方向に振り切ってるものも。

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ちなみに私がSNSで一目惚れしたのは、桜餅のレースハンカチ。迷わず購入。

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よく見てくれ、2種類の桜餅が交互に並んでいる。いわゆる関東風(長命寺)と関西風(道明寺)。しかもしかも、ハンカチの内側にはレースで文字が作られていて、「どっち好き?(桜の花びら)」と書いてある!! 何この素敵なセンス、何この手の込みよう…。愛らしさとおもしろさが同居しちゃってるこの感じ、もう大好き。

横浜限定のマリンレースとかガス燈レースのものもあった。アイスクリームとかいちごも。どれを見ても「はぁ、かわいい…」しか言葉が出てこない。世の中にこんなレース沼が存在していたとは。はまってしまったら大変なことになる。近沢レース、恐るべし! 際限なく出費してしまいそうな危険地帯であった。

 

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というわけで、新しくお迎えした桜餅ハンカチへの愛を込めて(?)、今日のおやつに桜餅を買った。もちろん長命寺と道明寺と両方。

しかし肝心のハンカチはもったいなくてまだ使えていない。何かに引っ掛けてしまったらと思うと心配で心配で。なにしろ、これまで長きにわたりハンカチ代わりに手ぬぐいを愛用していた私。使用も洗濯もぜんぜん雑でオッケー!な世界だったから、そこからのレースハンカチへは移行のハードルが高いわけよ。しかし使うために買ったんだし、しかも桜餅の季節なんて今しかない。覚悟を決めて、おそるおそる使ってみようと思う。そのままカバンに入れると引っ掛けそうで怖いから、手ぬぐいで包んで持ち歩こうかなあと本気で思案中。

仕事のあとに1時間でパンを作った

仕事から帰ってきて、夜ごはんにパンを焼いた。生地からぜんぶ手作りで。今日は夫が保育園に迎えに行く日だったので私はパン作りに集中。

といっても、こねる工程一切なしで発酵時間が短い、超簡単な時短レシピ。作り始めてから焼き上がりまで1時間かからなかった。本当にちゃんとふくらむのか、パンではなくスコーンみたいな食感になるのではないかと疑っていたけど、全然。予想をいい意味で裏切りおいしく仕上がった。

 

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ふくらんでくるパンを見るのも、部屋にいい香りが漂ってくるのも、キッチン周辺が暖かくなるのもうれしい。冬のオーブン調理は幸福度が高い。

 

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手で割ると湯気がもくもく出てくるのは焼きたてならではの喜び。中はふわふわ。おいしかったし家族にも好評だった。私は、まだ熱いところにバターをどんとのせて食べた。激うま。すごく手軽なので、そこまで気合を入れなくても作れるのがいい。今度はレーズンやコーンを入れてみよう。

▼このレシピで作った。使う粉は薄力粉のみ。

https://cookpad.com/recipe/466551

そもそも、本格的にパンを作ってみようと強力粉を買ったつもりが、家に帰ってから見たら間違えて薄力粉を買っていたという。あちゃー。で、パンって薄力粉だけでも作れるのか?と探してたどりついたのがこれだったというわけ。これはこれであり。

 

ミスド「桜もちっとドーナツ」2024がおいしすぎて私に大ヒット

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期間限定で出ているミスドの「桜もちっとドーナツ」が想像以上においしかった!

全4種のうち「五分咲き」「舞い桜」の2つを買ってみた。どちらも桜風味のもちもち生地。五分咲きは中に桜クリーム、上にいちごチョコ。舞い桜は中に粒あん、上にホワイトチョコと桜色のフレーク。組み合わせ考えた人、楽しかっただろうなぁ。

桜餅ふうの弾力ある生地がとても好みだった。どこを食べてもほんのり桜の香りがして、チョコの部分はしっかり甘くてパリパリで、さらにクリームやら粒あんの味まで楽しめる。甘いもの好きにはたまらないわ。これで183円、良い。この値段でこのおいしさを作れるのがミスドの本気だよ! こないだ食べた300円超えのゴディバコラボより、私的には断然コスパ高い。

そもそも桜餅が好きだし、桜葉(の塩漬け)が好き。桜味と聞くとそれだけでなんでも試してみたくなる。そんな中でもこの桜シリーズは最高だ〜。先日友人に「体重を減らしたいのだがまったく減らない」と嘆いたところ、「へっ? あれだけドーナツ食べてたら減るわけないよ!」と笑われたばかりだけど、それでもいいから絶対にまた食べたい。体重減については、新年度から本気出す…!

 

セブンで評判のチーズスフレを食べてみた

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セブンイレブンの新スイーツ「焼きチーズスフレ チーズクリーム」。SNSで話題になってるのを見て気になっていた。なかなか見つからないとか売り切れていることが多いという評判のなか、探し始めて3日目で出会えた。4個入 278円。

 

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思ってたより小さい。ふたくちで食べきれるくらいのサイズ。

生地はふわっふわ。スフレというからにはもっとしゅわしゅわ感を期待していたけど、そこまでではなかった。でもきめ細かくてよい食感。チーズクリームもなめらか〜。甘いだけではなく、乳製品のコクと塩けとまろやかな香りがある。

なるほどこれはおいしいなぁとすぐに2つ食べ、あと1つだけ…と食べ、1つだけ残しておくのもなぁ〜と言い訳しながら全部食べる。袋どめシールが付いてるけど使う機会はなかった。まぁそうなるだろうと思ってたよ。

 

チョコクリームケーキ作りと、背徳のつまみ食い

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本日のおやつ、自家製のチョコクリームケーキ。といってもスポンジケーキは市販品、私がやったのは板チョコを溶かして生クリームと混ぜあわせ、できたチョコクリームをスポンジの上にも間にも惜しみなくのせることだけ。刻んだチョコを上に散らすのは子どもに手伝ってもらった。おいしかった。

大きな声では言えないが、クリーム大好きな私としては、クリームのパックの内側にこびりついてる乳脂肪のかたまりが一番おいしいと思っている。クリームをボウルに入れたあと開け口からパックをひらくと、白っぽいかたまりがくっついてる。これが好きなの…。そのまま捨てるなんてできるわけない。

スプーンですくって口へ運ぶともうそのまんま、乳・脂・肪!! 超濃厚なコクがありつつ、柔らかくてさわやかでみずみずしい口当たり。みずみずしいとか言ってみたけど間違いなく脂肪であり、これをスプーンでぱくぱく食べちゃうヤバさと罪深さにくらくらする。洗い物をしてるふうを装って、家族の視線から隠れるように乳脂肪をなめとる私。妖怪か。

これ、家でケーキを作るからこその楽しみのひとつだよな。ボウルに残ったクリームをスポンジの切れ端にのせて食べるとか、そういうつまみ食い的なの。本体とはまた別の妙なおいしさがある。

ミスド&ゴディバ第二弾のハートドーナツがおいしい

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ミスドとゴディバのコラボシリーズ【misdo meets GODIVA】。第二弾の、ハートのチョコドーナツを買ってみた。商品名は「ハートショコラ レ」345円。レ=lait=牛乳のこと。

これが予想以上においしかった。ココア生地のハートのなかに、濃厚なチョコガナッシュ、ふわっとしたプラリネホイップ、プレート状の生チョコが入っている。クリームの合間にあらわれるプレートチョコのパリッとしたアクセントがいい。表面にはチョココーティングとカリカリのナッツ。味も食感も多層的で、ケーキを食べてるみたいな満足感あり。シリーズ第一弾のときは物足りなく感じたけど、こっちはとても好きだった。とはいえ345円は高すぎる。

2月あたまにミスドのアプリがリニューアルして、3回来店でドーナツ1個プレゼントという新企画が始まった。福袋の引換券もまだあるし、ギフト券もある。ミスドに行く理由づけがたくさんあって、つい吸い寄せられてしまうんだよなー。

時はちょうどバレンタイン。ベルギー土産のチョコレートを食べまくる日々

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夫が1週間のベルギー出張から帰ってきて、お土産にレオニダスのチョコレートをくれた。真紅のベルベットのハートパッケージを手渡されて二度見、三度見。「こんなの選ぶキャラだっけ?」と笑ってしまった。なんていうか、一周まわってうれしはずかしなギャグなのかと。両手に収まらないくらいの大きな♡。


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開けてみたらめっちゃ豪華で歓喜。ぜんぶ種類が違う~、どれもかわいい~。鮮やかなブルーのハートがいちばん目を引く。天然のスピルリナという植物(藻?)で着色しているそうだ。中はホワイトチョコとブラッドオレンジのガナッシュですって。想像が追いつかない。

 

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こっちはジュールス・デストルーパー(JULES DESTROOPER)という、ワッフルやクッキーのメーカーのもの。帰路、ブリュッセル空港にいる夫に「ベルギー土産の定番らしいよ、探してみて」とメッセージを送り買ってきてもらった。

これがまたべらぼうにおいしい。シナモン強め、舌触り粗めのザクザククッキーを、全方向ぐるりとチョココーティングしたもの。上の写真だと2枚1組でサンドしてあるように見えるけれどそうではなく、1枚ずつバラバラになってる。チョコがなめらかで濃厚。やわなクッキーだとチョコに負けそうなところ、しっかり固めでバランス良き。かつ、ビスケットみたいに厚いと口のなかでモソモソするけど、そうはならない絶妙な薄さですばらしい。これはまじでおいしい~! はじめ、見た目でだいたい味が予想できるなと思ったけどそれをはるかに超えていた。というか、ぱっと見て「ティムタム?」と思ったんだけどぜんぜん別物。私の中ではジュールス・デストルーパー大勝利!! 名前が長くてちっとも覚えられないんだけど、ともかくファンになった。

 

ブリュッセル空港のでかでかとした売り場。種類もサイズもいろいろあるみたい。爆買いしたいぜ。

数年ぶりに粕汁を作る。砂糖のせ焼き酒粕の記憶。

ここ数年、酒粕というものの存在をすっかり忘れていた。大好きなのに、なんでかずっと頭から抜け落ちてた。先日スーパーの売り場でふと目に入ってきて、自分が酒粕が好きなこととそれを何年も忘れていたことに軽く衝撃を受けつつ、とにもかくにも猛烈に粕汁が食べたい衝動に突き動かされ、豚バラも一緒に買って帰宅。

 

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人参、大根、里芋、ねぎ、半端に余ってた白菜と、煮物で余った厚揚げも入れた具だくさんの粕汁。普通の味噌汁よりじんわりと温まる気がする。冬の日の汁物はいいねえ、鍋を火にかけてるあいだ、作ってる自分も室内もあったかくなって幸せだ。酒粕はそのままだとアルコール度数が高いので(8%くらい)、子どもには酒粕を入れる前の味噌汁を食べさせた。大人のぶんだけあとから酒粕を投入。ちなみに私は調理中にちぎりながらつまみ食いしていた。キッチンドリンカーか。


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使ったのはこれ、金沢の酒蔵「福光屋」の板酒粕。

実家には冬になると酒粕が常備されていて(知り合いの酒屋さんから分けてもらっていたと思われる)母がよく甘酒を作っていたなと思い出す。あと、板粕の上に砂糖をぱらぱらとのせたのをトースターで焼いて食べてた。ところどころぷっくりふくらんで焦げ目のついた酒粕と、溶けかけの砂糖のジャリジャリが最高なのだよね。しかし誰に話しても、同じように食べてたよという人を家族以外にひとりも知らない。濃い甘みと旨みが押し寄せる禁断のおいしさだったんだけど、アルコール的な意味で、子どものおやつとしてはまじで禁断案件だったのかも…? 今は立派なオトナなので、近日中にやってみようと思う。楽しみ。

 

私の最愛食パン。浅草【ペリカン】で至福のバタートースト

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数年ぶりの再会…! 東京は浅草にある超人気店「ペリカン」の食パンを食べた。東京帰りの夫が予約して買ってきてくれたもの。ずっしり2斤。


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厚め(3センチくらい)に切って、切れ目を入れてトースターへ。焼き色がついたところでバターをのせて1分ほど追いトースト。見てよこの焼き上がりを。思い出して、よだれが出るわ。

久しぶりのペリカンを心して味わう。ギュッとつまったこの生地、そうそう、これこれ…! むちむちと同時にふわっとしてる、この唯一無二感。いつ食べても予想以上においしくて一口ごとに魅了される。たまらん。

まだまだ明日のぶんもある。視界にペリカンが見えるだけでうれしい。何枚かはスライスしてすでに冷凍済み。未来に楽しみが控えているというのはたいへんに喜ばしいことだ。