旅と日常のあいだ

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チョコクリームケーキ作りと、背徳のつまみ食い

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本日のおやつ、自家製のチョコクリームケーキ。といってもスポンジケーキは市販品、私がやったのは板チョコを溶かして生クリームと混ぜあわせ、できたチョコクリームをスポンジの上にも間にも惜しみなくのせることだけ。刻んだチョコを上に散らすのは子どもに手伝ってもらった。おいしかった。

大きな声では言えないが、クリーム大好きな私としては、クリームのパックの内側にこびりついてる乳脂肪のかたまりが一番おいしいと思っている。クリームをボウルに入れたあと開け口からパックをひらくと、白っぽいかたまりがくっついてる。これが好きなの…。そのまま捨てるなんてできるわけない。

スプーンですくって口へ運ぶともうそのまんま、乳・脂・肪!! 超濃厚なコクがありつつ、柔らかくてさわやかでみずみずしい口当たり。みずみずしいとか言ってみたけど間違いなく脂肪であり、これをスプーンでぱくぱく食べちゃうヤバさと罪深さにくらくらする。洗い物をしてるふうを装って、家族の視線から隠れるように乳脂肪をなめとる私。妖怪か。

これ、家でケーキを作るからこその楽しみのひとつだよな。ボウルに残ったクリームをスポンジの切れ端にのせて食べるとか、そういうつまみ食い的なの。本体とはまた別の妙なおいしさがある。