栗原はるみさんのレシピでバナナケーキを焼いた。生地にバナナがよくなじんでおいしい。しっとりした口当たりと、バナナの濃厚な甘さ。これはいくらでも食べられる。
バナナケーキを焼いたのは、義母のナイスパスのおかげ。その日、買ったばかりの栗原さんのレシピ本を眺めながら「ああ、このバナナケーキがおいしそう。すぐにでも作りたい」と思ったのだけど家にバナナはなし。スーパーに行こうかな、バナナのためだけに行くのも面倒だな、何かのついでのときでいいか……と迷っていたら、義母から「畑の野菜がいろいろ採れたから持っていきたいんだけどどう?」と連絡があった。
いるいる、いただきます! というわけで買い物に出るのはやめた。その後、義母が持ってきたのは、じゃがいも・さつまいも・さといも・白菜・大根・キャベツ・ゆず・ピーマン。収穫の秋だねえと喜んでいたら、「これもあるよ」と差し出されたのが、なんと! バナナであった。「そんなバナナ」って喉まで出かけたわ。バナナはもちろん畑で採れたわけではなく、「途中のスーパーでなんとなく買った」とのこと。いやあ素晴らしきナイスタイミング、以心伝心とはこのことか。これが、今までにも何度もバナナを買ってきてくれたことがあるというなら別に驚かないけど、数年間の付き合いの中でバナナをもらうのはこれが初めてだったからなおさら驚き。そんなわけで、気持ちの冷めないうちにバナナケーキを焼くことができたのだった。
我が家の週末おやつの定番、【土九】のたいやきも食べた。二か月ごとの「季節のたいやき」、11・12月は渋皮栗あん。栗好きの私には、一年でいちばんうれしい季節かも。
栗あんがぎっしり。ところどころに、ごろっとした大きな栗の塊も入っていて、それが出てくるとテンションが超上がる。はあ、それにしても、甘いものは癒し。
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