旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


2015-01-01から1年間の記事一覧

2015北八ヶ岳・天狗岳(3)

北八ヶ岳の二日目。しらびそ小屋に泊まった前回の記事はこちら。 午前6時40分、しらびそ小屋を出発して中山峠へ。 昨日下ってきた道を今日はひたすら登る。とにかく急斜面で歩きにくいあの道、あれをまた登るのかと思うと気分は沈みがち。標準タイムは1時間…

2015北八ヶ岳・天狗岳(2)

北八ヶ岳のつづき。(前回、白駒池~しらびそ小屋の話はこちらです) 白駒池駐車場から歩くこと約5時間、今日はこの「しらびそ小屋」に宿泊する。 手前の本館が受付と食事スペース、奥の別館が宿泊部屋と談話室。窓からはみどり池と天狗岳が見える。窓辺には…

2015北八ヶ岳・天狗岳(1)

夏山シーズンに向け、足慣らしを兼ねて友人と計画した1泊2日の北八ヶ岳。今回はあくまでも本格登山の前のトレーニング、山頂を目指すことはせず森の中をのんびり歩こうねって言っていたのだが……。 私という人間は、道さえあればどれだけでも歩きたくなってし…

カフェ「つきさむ」で、車麩のフライ

つきさむの友と、つきさむに行った。前回から時間があいて、約二か月ぶりの訪問。 いつも美味しい「今月のごはん」であるが、この日も実に素敵であった。素材の組み合わせが面白かったり、味付けが新鮮だったり、つきさむのごはんには毎回ハッとする驚きがあ…

チョコまみれカロリーまみれのチョコレートクランチフラペチーノ

スタバの新作「チョコレートクランチフラペチーノ」。カロリーがあまりにも高いことから「カロリーおばけ」とも呼ばれている。そのおばけと向き合ってみた。頼むのはもちろん一番大きいヴェンティサイズだ。 比較対象がないので大きさが伝わらないが、これで…

スペイン16 思いがけず、体ひとつでパリの夜

2014年夏のスペイン旅行の最終日。……に、なるはずだった日。 マドリード3日目、今日は帰国の日。朝早くにホテル近くのレティーロ公園を散歩。ガラスの宮殿がキレイだった。 ホテルを出て、ターミナルであるアトーチャ駅へ。高速鉄道Renfeでバルセロナに戻り…

東京アフタヌーンティー3 【パークハイアット東京】

帝国ホテルでのアフタヌーンティーから一か月。ゴージャスな空間で、ていねいに作られたサンドイッチや甘いものを食べながら優雅に過ごすというひとときの非日常体験を忘れられず、次に計画したのはパークハイアット東京でのアフタヌーンティー。 予約時に、…

東京のカヌレ3つと、それを上回る静岡のカヌレ1つ

カヌレが好きなのです。いろいろな店のものを食べて、究極のひとつにめぐり会いたい。というわけで、見かけたら必ず買うし、近くに店があるならば足をのばす。 ちなみに私の考える究極のカヌレの条件とは、「外はがっちり固め。中は比類なきねっとり感、吸い…

スペイン15 パエリアと、マドリードでいちばん可愛い私たち

スペイン旅、最終日の夜。この前の記事、サンミゲル市場とプラド美術館は以下。 マドリードの最終日、夜19:30。スペインといえばパエリアでしょうに、そういえばまだ食べてない、ていうかほとんど生ハムしか食べてない! これじゃいかんというわけで、ホテ…

スペイン14 インターナショナルな「Surimi」体験

スペイン旅行記の続き。世界遺産のトレドに行った前回の記事はこちら。 tokotoko.hatenablog.jp トレドから高速鉄道でマドリードに戻ってきた私たち。続いてはメトロに乗って、街の中心広場である「ソル」へ。近くにあるサン・ミゲル市場にてお昼ごはんを食…

2015年のストロベリーフラペチーノ

一年前のこの時期、スタバではストロベリーフラペチーノ旋風が吹き荒れていた。期間限定のドリンク、「ストロベリー ディライト フラペチーノ」。「ディライト」っていったい何ぞやという思いはさておき、あれはあまりにもおいしかった。今年は何が出てくる…

東京アフタヌーンティー2 【帝国ホテル】

同世代の女4名で集まることになり、「素敵な場所で素敵な時間を過ごす素敵な私たち」を実現するためにぴったりの舞台として選んだのが、帝国ホテルの最上階ラウンジ。レッツ、アフタヌーンティー! 予約時に「ご案内できるのは窓から遠いお席なのですが」と…

ケーキのおまけが安くて美味しくて、本体を上回りそう

サバランが好きな私であるが、どこかに美味しい店はないものかと常日頃から探している割に近くにあるお店を見逃していた。徒歩圏内にあるケーキ屋さん、その名は「三河屋洋菓子店」。なぜだろう、三河屋という響きだけで、まるで和菓子屋さんのような老舗感…

雑誌「オズマガジン」の山のぼり特集に思うこと

雑誌の発売日を、指折り数えて楽しみに待つなんて、いつ以来?先月、たまたま「次号予告」を見てからずっと楽しみにしていたのがこれ。 オズマガジン最新号「アウトドア特集」(スターツ出版)。とくにページを割いているのが「はじめての山のぼり」。 あの…

話題のミステリー、 ピエール・ルメートル「その女アレックス」

「その女アレックス」 ピエール・ルメートル、訳・橘明美 (文春文庫) このミステリーがすごい!をはじめ、ミステリー部門各賞を総なめにしている話題作。書店や書評では「大逆転」「衝撃の展開」「徹夜覚悟」と紹介されていて、おっしゃあ徹夜上等!と思っ…

カマツカコケモモの白い花が咲いた

カマツカコケモモが開花。去年は花をつけなかったような気がするんだけどどうだっけ? 花が咲く木だということをほとんど忘れていたところに今朝いきなりいくつも咲いていて、思わず「ええっ?」って声を出しながら鉢を二度見、三度見してしまったわ。 この…

ハーブスのお茶ケーキ対決、ロイヤルミルクティとグリンティー

前にハーブスを食べてから、一か月以上があいてしまった。このところ月イチ以上のハイペースだったので、一か月のハーブス断ちはそれはもう切なく哀しく、身を切られるような思いであったよ。 というわけで久々のハーブス!名古屋栄本店!イエーイ! ランチ…

ラザニアと、お姉さんのメッセージ

スタバにて、ラザニアを頼んだ。何よりもスタバのホイップクリームを愛してやまない私、スタバでしょっぱいものを頼むなんて初めてではないだろうか。 数日前に友人が言った「スタバでラザニアを頼んだらしょっぱい上に好みの味ではなかった」というコメント…

盆栽棚、夏を迎える準備

5月に入った途端、急に気温が上がって日差しが強くなって初夏の気配。春はいったいどこへ行ってしまったのか。 ベランダの盆栽を日光から守るため、今年もすだれを出した。例年よりだいぶ早い。いつも出す時期が遅すぎて、直射日光に当たりすぎて葉灼けした…

盆栽鉢に、コナラとモミジの植え付け

公園にて、管理人さんの許可をもらって木の苗を持ち帰った。鉢に植えられている苗木を持ち帰ったという意味ではない。園内のそこらへんに自生してるのを好きに掘って持ってっていいよという、えっ本当にいいの!?と聞き返したくなるような話。 手頃な大きさ…

10km先のカフェまで散歩。もはや散歩の域を超えている

天気のいい休日。日頃の運動不足と、ここ最近の目に余る体重増加をなんとかするため散歩に出た。長い距離を歩くぞとはりきった結果、なんと21キロを歩くという健脚ぶりを発揮。我ながら、よくやるなあと思う。 目標がないとやる気が出ないので、前から行きた…

ヨーグルトは苦手だけど、ともかくヨーグルトフラペチーノ

頼んでしまった、スタバの通称「ヨーグルトフラペチーノ」。ヨーグルトは好きじゃないのに! 正式名称は「フルーツ・オン・トップ・ヨーグルト・フラペチーノ with クラッシュ ナッツ」。フルーツもヨーグルトもナッツも好きではない。しかし、スタバの前を…

熱海で登山、神秘の池を隠した玄岳(くろたけ)へ

最近登った山、静岡県熱海市にある玄岳(くろたけ)。くねくねと伸びる道路は伊豆スカイライン。右側は相模灘、海に突き出た真鶴半島。山頂から見る、こういう奥行きのある風景がたまらない。左下には池が見える。氷ケ池というのだって。 池のほとりまで歩い…

スペイン13 世界遺産のトレドで迷子

まだまだ終わらないスペイン旅行記。バルセロナに3泊、マドリードに1泊し、今日は滞在5日目。つまり最終日の前日。 トレド駅。 今日は日帰りでトレドに行くのである。魅惑の古都・トレド。相変わらず事前のプランもろくになかったけれど、トレドはたいそう素…

スタバとつきさむ、カフェをはしごでクリームまみれ

ホイップクリームを食べたくてたまらずスタバへ行く。クリーム増量のホワイトモカと、クリームたっぷりのシフォンケーキを注文。 ホイップクリームを堪能していたら、友人から「つきさむに行かない?ホイップにまみれすぎかな?」との連絡がきた。素敵すぎる…

スタバでホイップ愛を具現化するとこうなるのね

2015年4月現在、スターバックスでは「スターバックスカードに5000円入金で無料チケット1枚プレゼント」のキャンペーンを実施中(2015年6月2日まで)。店頭でもほとんど告知されておらず、あまりにもひっそりとしたスタートだから見逃すところだったぜ。新商…

横浜のカフェレントへ、ニース風サラダを食べに行く

春の青春18きっぷ旅、4つめは横浜へ。数週間前、これも18きっぷで松本に一緒に行った友人Aの「横浜にぜひ行きたい店がある」という言葉によって向かった先は、元町の細い路地にある、「カフェレント」。 かつて東京・下北沢にあった人気カフェがお店を閉め…

綿矢りさ「かわいそうだね?」

久々に綿矢りさの小説を読んだ。「かわいそうだね?」文藝春秋。もーなにこれ、ものすごく面白かった!! 主人公は30歳手前の女性、デパートのファッション売り場で働いている。あるとき、恋人が自分の家に元彼女を居候させると言い出した。当然ながら反対す…

午後3時、ビルズで「世界一の朝食」未遂

Mちゃんと二人、表参道ヒルズでエコバッグをもらい、青山のグローブトロッターでネームタグを買い、次なる目的地のビルズへ。詳しいことは何も知らないまま、ただただメディアで言われている「世界一の朝食」というフレーズに惹かれての訪問である。ミーハー…

青山にて、グローブトロッターの小物を探す

引き続き、Mちゃんと青山あたりをぶらぶら。 見たいものがありヴァルカナイズロンドンに入ったら、ドアのそばで案内をしていた白人男性スタッフが「そのバッグはどうしたんですか」とにこやかに声をかけてきた。私たちが肩にかけていたのは、先ほど「フィガ…