同世代の女4名で集まることになり、「素敵な場所で素敵な時間を過ごす素敵な私たち」を実現するためにぴったりの舞台として選んだのが、帝国ホテルの最上階ラウンジ。レッツ、アフタヌーンティー!
予約時に「ご案内できるのは窓から遠いお席なのですが」と言われていたのだが、一切問題なし。案内された席は重厚な木の内装に暖炉があり、ふかふかのソファ、奥には磨き抜かれたバーカウンター。なんというか、「帝国的」な雰囲気であった。
アフタヌーンティーは、三段トレイに前菜とスープがつき、紅茶とコーヒーは違う種類を何度でもおかわりできるという内容。マンダリンオリエンタルはスコーンとジャムもおかわりできたんだけど、帝国ホテルはそうではなかった。サンドイッチは4種類、生地も具も見せ方も趣向が異なっていて良かったな。最上段のケーキは、ちょうどいちごの時期でありベリーづくし。ショートケーキ、いちごのマカロン、いちごのタルト、ベリーソースのムース。マンダリンオリエンタルと比べると、ひとつひとつのサイズが大きめかな?
しゃべりながら、紅茶をおかわりしながら、そして周囲の席のお客様を(失礼のない程度に)に観察しながら過ごしていると、2~3時間があっという間である。少なそうに見えてもお腹いっぱいになり、当初の目論見どおり、素敵な気分になって帝国ホテルを後にした。
ここに来る前にみんなで行った場所は……旧岩崎邸庭園。三菱財閥による豪華洋館。
こちらもシックで優美で贅沢、ため息しか出ないわ。本館とは別にビリヤード場が建っており、もちろんそれぞれに玄関があるわけだが、この二つの建物は実は地下道でつながっている。秘密の地下道!ありとあらゆる想像をかきたてられつつ、「お金持ちってすごいなあ~」という小学生みたいな感想を持ったものでした。
アフタヌーンティーで満腹になったかと思いきや、しばらくしたら「ああ小腹が空いた。しょっぱくて、こってりしたものが食べたい」というどうしようもない欲求がわいてきて「ラーメンを食べずには帰れない」という気持ちに。友人とカウンターにてとんこつラーメン(麺かため)をズルズルとすすり、素敵な一日は終幕したのでした。
≫スコーンもジャムも追加OK マンダリン・オリエンタル東京 編
≫サンドイッチが美味、日本茶もあり アンダーズ東京 編
≫甘いもの・しょっぱいものが無限に運ばれてくる パークハイアット東京 編
≫3段トレイに加えてスイーツビュッフェまで ゼックス愛宕グリーンヒルズ 編