旅と日常のあいだ

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ヨーグルトは苦手だけど、ともかくヨーグルトフラペチーノ

頼んでしまった、スタバの通称「ヨーグルトフラペチーノ」。ヨーグルトは好きじゃないのに!

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正式名称は「フルーツ・オン・トップ・ヨーグルト・フラペチーノ with クラッシュ ナッツ」。フルーツもヨーグルトもナッツも好きではない。しかし、スタバの前を通るたびにこの看板を目にし、新作が出ているのに頼まないまま販売期間が過ぎてしまっていいものか・・・という迷いを抱き続けること2週間。いつにもまして宣伝も派手だし、サイズはトール一択というところにもスタバの本気を感じる。ネットでも話題になっているのを見かける。店舗によっては既に売り切れていたり、販売制限をかけているところもあるらしい。

「ヨーグルトが苦手」という気持ちと「スタバの新作を頼まないことの寂しさ」を天秤にかけた結果、やはり一度は飲んでおこうという結論になった。頭の中では何度も何度も、「やらずに後悔より、やって後悔」というフレーズが響いていた(大げさ)。

フルーツ・オン・トップ・ヨーグルト・フラペチーノ with クラッシュ ナッツ
+アーモンド抜き(無料)
+エクストラホイップ(無料)
バレンシアシロップ追加(+50円)
+はちみつのせ(無料)

シロップとはちみつでヨーグルトの風味をおさえこむ作戦。しかし税込734円は高すぎ!!

シロップとホイップを追加したためにかさが増し、ふたを閉められない状態に。水平を保って席に運ぶ間にも、カップの全方位からボタボタとこぼれ落ちるフラペチーノ(スタッフさんに床をふいてもらう羽目に)。なんとか着席し、ストローでズズッといったらば、ヨーグルトフラペチーノのその味は、うわっ、ヨーグルトだ。

想像はしていたが、これは見事にヨーグルトなのであった(当たり前)。でも、でも、嫌いじゃなかった。バレンシアシロップとはちみつを追加したからなのかどうなのか、ヨーグルトの酸味(これが苦手)はさほど感じられず。そして、フラペチーノの上層部にはフルーツゼリーがてんこもりになっているのだが、これがしっかりした食感でとても美味しい。ゼリーとか言って、どうせちょろっとしたジャムみたいなのでしょ?となめていたら大間違い。ストローでは吸えないくらい大きな果実がゴロンゴロン入っており、スプーンですくって食べる。このフレッシュさ、ジューシーさ、オレンジのつぶつぶ感。

そして大事なことなのだが、このフラペチーノは甘すぎない。スタバのフラペといえばなにしろ甘くてどうしようもないのが相場なのに(褒め言葉)、ヨーグルトフラペチーノは、いいですか繰り返します、甘すぎないのである。ゼリーはそれなりに甘いので、調整しながら一緒にすくって食べることで、最後まで飽きずにすっきりと飲めてしまう。うーむ、これは人気が出るはずだ。なにしろこの爽やかさ、初夏の気分にぴったり。

※ただし、ヨーグルト好きに限る。

飲みながら、「おや、もしかして私はヨーグルトが好きになったのかも?」と思ったのだけれど、そんなことはなかった。いろいろと美味しい仕掛けが満載なのに、根本的にヨーグルト味を好まない者にとって、後半はなんだかんだで「あー、ヨーグルトだなあ」という感じであった。まあそうだよね。ヨーグルトが好きな人だったらきっと気に入って、リピート間違いなし。

ヨーグルト嫌いな人にまで買わせてしまうスタバのブランド力が物凄いのか、ヨーグルト嫌いという事実に目をつぶってまでスタバに投資する私が健気なのか。ヨーグルトはいいから、また早く次の新商品よ出ておくれ!