早稲田大学大隈記念講堂で開かれる「春のみみずく朗読会」が一週間後に迫ってきた。村上さんと川上さんが登壇し、書き下ろし作品の朗読やトークをするもの。楽しみでたまらん。
そういうイベントがあるらしいと知ったのが昨年末。村上春樹好きの友人Ｓちゃんに話したら興味を示し「一緒に行くか！」と盛り上がり。年が明けて概要が発表されたらば、早稲田大学村上春樹ライブラリーへの募金の返礼品としてイベント入場券がもらえるという内容であった。募金額、1万5千円。たかーーー！！！ 今までに行ったどんなライブや舞台より高くてびびる。
私もＳちゃんも想定外の高額でちょっと一晩考えよう…となったのだけど、一晩どころか３時間後くらいに「やっぱり行こう。迷ってる間に売り切れたらたぶん大後悔する」と思い直し、そのままの勢いでウェブからぽちっと募金。翌日見たらすでに満席となっていた。すぐに参加を決めた我々は英断だった、一晩寝かせたりしなくてよかった！と思った。後日、無事に紙の入場券が送られてきて、有給や新幹線の手配も済んで、今はＳちゃんと朗読会の前にどこに行こうか何を食べようかとやりとりをしているところ。楽しみと計画がふくらみすぎて、行く前からすでに時間と胃袋が足りない気がしてる。
とりあえず予習として、『みみずくは黄昏に飛びたつ』を読んだ。川上さんが村上さんに徹底的に質問しまくるインタビュー本。村上さんの、わざとなのかボケてるのか本気で忘れっぽい人なのかがわからない回答に対して、川上さんが何度も何度もいろんなアプローチで質問を繰り出す、そのやりとりがすごく小気味よくておもしろかった。川上さんの入念な準備をすべて無にさせ、川上さんを唖然とさせる村上さんの振る舞い……笑。 この両氏がその場に並んで話すところをじかに見られるなんて貴重だし興味深い。あ～～～、楽しみ！！！
▼川上さん出演の講演会には行ったことがある。このときもよかったなあ。
