旅と日常のあいだ

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白山市鳥越、山のふもとで新そばまつり

よく晴れた行楽日和の日曜日、白山鳥越新そばまつりへ行った。鳥越はそばの産地。鶴来駅から山に向かって車で20分、場所は道の駅「一向一揆の里」(すごいネーミングだ)。地元のおそば屋さんが集まって、できたての新そばを提供するイベント。

山あいののどかな雰囲気の中でゆるく過ごそうと出かけたら、想像もしなかった人の多さにびびる。誘導に従って車を停めるのに15分くらいかかった。そば好き人口がかくも多いとは!

店のテントがぎゅっと寄り集まっているのだけど、人気店の行列は100人、いや200人はいそうな長さで会場をぐるりと巻いている。嘘やん。

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比較的回転の早そうなテントに並び、とろろそばとおろしそばを注文。すぐに出てきた。屋外テーブル席は埋まっていたので、空きスペースにレジャーシートを敷いて陣地とする。香りがよく、コシがあっておいしかった。

そば好きのはずの子どもは「おそばは食べない」と宣言。なんで? さつまいもごはんや焼きそばを勧めてみたが気分と合わないようで、ならばと地元産のさつまいもチップを買ったら喜んで食べてた。まぁいいか。

複数店のそばを食べ比べするのもいいなと思ってたけど一杯でほどよくお腹がたまり、と言いつつ豚肉の串焼きやアジフライも食べて満足。

山は赤く色づき、空はすっきり青く、すばらしくいい天気。日差しが暑くてほとんど夏の陽気だったから、冷たいそばがおいしかった。