旅と日常のあいだ

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ヤマザキ「りんごのカヌレ」。カヌレのことになると、うるさくなってしまう

スーパーのパンコーナーで発見。ヤマザキ「青森県産りんごのカヌレ」。スーパーやコンビニのカヌレは経験上だいたいが「こうじゃないんだよ…」な品質であることはわかってるんだけど、りんご味だなんて気になる! 素通りできずに買ってしまった。

ガリガリの固めカヌレが好きな私だけど、袋入りの量産品に焼き立てカリカリ食感は求めていない。そこには期待せずに開封。

表面はむぎゅっと弾力があり、柔らかくはないけどガリガリではなかった。まあ想像どおり。そんなことより、りんごの香りがあまりにも強い。うわぁ、りんご香料が強烈~!という種類の。いやな香りではないけれど、自然ではないような…。

中はもちもちムニムニ、カヌレらしい生地。「カヌレらしい」って何だよって感じだけど、カヌレはこうあるべきという意味ではなく、ひとまずカヌレっぽく作ってあるという意味合いです。そのカヌレっぽい生地の全体が、甘いりんご味(りんご香料の味?)だった。見た目も形もカヌレだけど、これはカヌレではなく、りんご味のカヌレ風パン。カヌレカヌレ書きすぎて何を言ってるのかわからなくなってきた。

カヌレ風パンだと了解したうえで食べる分にはまあおいしいけど、カヌレを食べたことない誰かが「カヌレが流行ってるけどこれがそうか、甘くてモチモチした生焼けっぽいケーキのことね、ふーん」などと思ったならば、「ちがーーーう、そうじゃないよ!!!」と余計なお世話ながらも全力でツッコみたい。一度でいいから専門店で買ってみて!と布教したい。

別にヤマザキは悪くないのよ、これはこれでいいのよ。私が言いたいのは、これだけを見てカヌレを判断すべきではないということであってだな……って、本当に、まったくの余計なお世話。

▼西へ東へ、そしてパリ。カヌレ礼賛。

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