旅と日常のあいだ

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生クリーム欲が満たされる、セブンのオムレット

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セブンで見つけて気になっていた「オムレット・ア・ラ・クレーム」。あふれんばかりの生クリームが陳列棚のなかで圧倒的な存在感を誇っており、生クリーム愛好家の私は瞬時に心を奪われた。生地よりもクリームを食べることを前提としたわがままな構成がすばらしい。

まずはひとくち、スプーンに生クリームを山盛りすくって食べる。おいしくてびっくりした。ケーキ屋さんの上質なクリームのようだ。軽くてふわふわ、口の中ですっと溶ける。甘さ控えめ。しつこくない。かといって、あっさりして物足りないわけではなく、ミルク感と濃厚さもある。コンビニスイーツのクリームでこんなに感動したことあったっけ、ってくらい好みだった。フルーツもチョコもいらない、生クリームだけを心ゆくまで味わいたい私にはまさにうってつけ。

このボリュームでもまったく飽きないよ・・・と思っていたら、生クリームの下にカスタードクリームが隠れていた。量は少なめ。それでよい。生クリームを存分に味わったところで、ふと現れるアクセントとしていい役割を果たしていた。オムレット生地はふわふわしっとり、クリームの邪魔をしない軽い口当たりでおいしさを引き立てあっていた。結果、生クリームだけ食べても、カスタードクリームと一緒に食べても、生地と生クリームを組み合わせても、どこをどうやってもおいしいのだった。もう完敗。

生地と生クリームだけのシンプルさだから、味もおいしさの程度も簡単に想像できそうなもんだけど、なんだろう、想像を上回っておいしかった。高級なだけはある(1個267円)。一度買えば満足すると思っていたけど、そうはいかない気がしている。これが血となり肉となる、肉となる、肉となる。。。ああ、罪深きは乳脂肪の誘惑よ。