クロワッサンがめちゃくちゃおいしかった金沢の「パン屋たね」にて、シュトーレンを予約購入。手にずっしりくる重さ。シンプルで品のある包装がすてき。
カードの裏に切り方や保存場所のアドバイスが書いてあり、「中央からカットして、断面を合わせてラップで包んでください」。えっ、中央から!? 目からうろこ。今までずっと、端から順にカットして残りを包んでたわ。確かに、中央から食べて両端を残すようにすれば、常に表面全体がお砂糖コーティングで守られ続ける。なるほど~。
と言いながら、実は説明を読む前にいつものように端からカットしてしまったのだった。あわて者は損をする。それはさておき、断面にはナッツとフルーツがいっぱい。レーズン、いちぢく、クランベリー、くるみ、アーモンド。そして漂う、ラム酒とバターとスパイスの香りの蠱惑的なこと。(写真を撮るとき、我が家にはツリーもリースもサンタの飾りも何一つないことに気づき、せめてものクリスマスカラーの演出として緑のミニカーを置いてみた。ソリじゃなくてタクシーだけど)
どれだけでも食べられそうなんだけど、日数を減るごとに香りが混ざって味わいが変化するのを楽しむのがシュトーレンなので、一日一切れで我慢せねばならない。じゃないと、クリスマスのお菓子なのにクリスマスまでもたない。がんばれ私の忍耐。