旅と日常のあいだ

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真夜中のキッチン掃除

キッチンの流しの下の収納に恐ろしいことが起こっていた。ものを出し入れしたときに手がべったり濡れて、は?と思いつつよく見ると、棚の床面の広い部分が濡れている。調味料でもこぼれたのか、シンクからの水漏れか。気づいたからには放置するわけにいかず、棚の中身を全部出して点検スタートしたのが24時のこと。夫は翌朝早いためすでに就寝、こんな時間にひとりで対応するの超めんどくさ!とぼやきつつ。

見ると半分くらいの面積が濡れていた。無色無臭なのでたぶん水。しかし棚の中を通るパイプの継ぎ目にあやしそうな箇所は見当たらず、この水分はいったいどこからやってきたのか。

棚の中はほとんどが食品だけど、すべて脚付きの台の上 or プラスチックかごに入れてあるので直接床に触れているものはなく、被害はなかった。ひとまず安心。車麩とか高野豆腐が湿ってなくてよかったわー。

しかし!棚の奥にしまいこんであったすり鉢がやばくて、この中になんと深さ6センチほど水が溜まっていたのである。恐怖。前に使ったのがいつなのか思い出せないが、すり鉢のやつ、持ち主への相談もなく水鉢に変わるとはなにごとか。しかしここに水が溜まったおかげで、ほかの部分への水漏れを最小限に食い止めたという可能性もある。わからん。

せっかく棚をすっからかんにしたので、すみずみまできれいにした。真夏の大冒険ならぬ、真冬の大掃除。底面を拭き上げ、かごの中を整理し、あまり使ってない道具類は処分または別の場所に移動。盲点となる棚の奥にはものを置かないことにし、手の届きやすい位置にまとめる。ずいぶんすっきりした。水の出どころは謎のままだけど。

とりあえずパイプにぐるりと新聞紙を巻きつけ、水漏れがあったら察知しやすいようにしておいた。一日たった今、新聞紙が濡れている様子はない。しばし、要経過観察。