旅と日常のあいだ

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能美市【グリム】で朝食のパンを。選ぶのが楽しい、安い、おいしい!

北陸新幹線の走行試験が始まった23日、午前7時すぎに加賀温泉駅近くでイーストアイを見たあとは、

自宅へ戻る途中でパン屋さんに寄った。午前5時に起きたおかげでお腹がぺこぺこ。Google Mapで早朝営業している店を探し、帰りルートのちょうどいい場所に見つけたのが grimm (グリム)という店。7時オープン。

マルエーの隣。駐車場が広くて入りやすい。常にお客さんが途切れず人気店の様子だった。惣菜系、デザート系、デニッシュに食パンに冷蔵ケースのサンドイッチと種類が本当にたくさんで、ざっと一周見ただけでは迷って決められないほど。しかも、このご時世にいいですかという安さ(100円台後半~250円のものが多い印象)。

 

エビカツサンド、生クリームとブルーベリーのクロワッサン。どちらもおいしい。クロワッサンはサクサクっと軽め。ブルーベリージャムは粒がごろごろ入っていた。

ブルーベリーとチーズのデニッシュ、「しましま」という名前のパン。しましまは子どものセレクト。顔がかいてあるものに惹かれがち。

ほか、チョココルネ(なんと100円)、小倉あんフレンチトースト、クリームパン。子の希望をきいていたら甘いのばかりになってしまった。7個で1260円。

パン屋さんの名前でグリムとアンデルセンは知ってるけど、イソップもあるのかな~とふと気になって調べたら札幌に有名店があるようだった。車内で「グリムはドイツ、アンデルセンはデンマークでそれぞれの作品名もいくつか思い出せるけど、イソップってどこだっけ、『すっぱいぶどう』以外の話がまったく思い出せない」と言ったら、夫が「ちょうど数日前に、イソップのことを少し調べたところ」と言うのでおもしろくなった。日常のどんなきっかけで、「イソップのことを少し調べる」に至るんだろ…。

「童話というより寓話だから、基本ぜんぶ説教くさい」と夫の弁。北風と太陽、アリとキリギリス、うさぎとかめ、そこらへん全部イソップでした! 確かに説教くさい。

ともあれグリムのパンはおいしかった。クロワッサンが特に。

grimm (グリム) 能美市寺井町た103