旅と日常のあいだ

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野菜を味わう、白山市【食どころ民家 はせがわ】再訪

5月初め、白山市鶴来エリアにある古民家レストラン【食べどころ民家 はせがわ】に行った。前回が4月末だったからちょうど一年ぶり。今回もまた、野菜の種類(の多さ)、アレンジの多彩さ、華やかな盛りつけを堪能した。

ランチはコースのみで2800円~。大人4人で注文して、子ども(4歳)は適宜取り分け。(希望すればお子さまセット1800円もあるけど頼まなかった)

さてお料理の内容は……

野菜寿司6品。ごまを混ぜたシャリに、葉物+生ハム+レモン、なす+チーズ+トマトなど。山菜の天ぷらやさつまいもの素揚げが添えられていて、この一皿だけで味も食感もじつに多彩。

季節の吸い物。大なめこ、たけのこ、山菜が春の香り。

箸休めに、トマトのシロップ漬け+アイスプラント。

選べるメインはサバの一夜干し。大きめサイズが2切れ、皮はパリッパリで身は脂がのってふっくら。おいしかった! 子どもが気に入って、一切れ夢中で食べてた。

一緒に運ばれてきたサラダが、食べれば食べるほど、どれだけ手間ひまかかってるの…とため息が出そうな内容だった。紫キャベツのマリネ、キャロットラペ、煮豆、ごぼうの何か(←語彙力)、下にはオレンジの薄切りも隠れてる。どれもこれもおいしい。地元の鳥越こしひかりのごはんと、味噌汁(この日は三つ葉)も。

最後はフルーツ盛り合わせ、その後ろにはチーズケーキとホイップクリーム。串団子までついてた。別皿には抹茶アイス。そしてコーヒー。いやあ、食べた食べた。

入店から食べ終わるまで2時間15分。夫婦お二人でやっているので提供はゆっくり、お客さんもそのつもりで誰もせかせかせず、じっくり味わいながらゆるりと過ごす。さすがに4歳児には「ゆるりと」なんていう概念も忍耐もないので、途中で席を立って室内をうろうろしたけどね。(ちょっとしたギャラリーみたいになってて小物の販売などをしているので、一緒にそれらを眺めて気分転換できるのありがたい)

季節によってそのときどきの旬を味わえるのだろうな~と思いつつ、前回と同じく春の訪問となったので、次こそは秋や冬に行きたいな。

食べどころ民家はせがわ 石川県白山市広瀬町ニ-226

 

▼ランチのあと、おやつを買いにベイクトリゴエへ。