白山市鶴来にある、お菓子とコーヒーのお店スーヴニール。くすんだグレーの壁がレトロでかわいい。田舎道の民家にはさまれ、何でもないようなたたずまいの外観。見逃さないように、あらかじめ位置を確認し、しっかり目を見開いて通りを進むべし。
マフィンやスコーン、フィナンシェ、クッキーなど、おやつや手みやげによさげな焼き菓子があれこれ。ショーケースには生ケーキもあって、ピスタチオのチーズケーキに心惹かれた。小さなテーブルと椅子があってイートインもできる。広い窓から通りを眺めながらケーキとコーヒーなんて、最高だよねぇ。
この日は焼き菓子を買って帰った。フィナンシェ、コーヒーと栗のパウンドケーキ、チョコマドレーヌ、シナモンクッキー。どれも素直で素朴というか、シンプルでまじりけのないおいしさ。甘すぎず、重すぎず。コーヒーと一緒に、大事に味わって食べたいお菓子たちだった。
最近、こんな感じの、小さな店舗を構える個人の焼き菓子屋さん、パン屋さんが多いなーと思う。店主の感性や思い入れがそのまま投影されていて、店ごとに個性があっておもしろい。自分の好みにぴたりとはまると、何度でも通いたい場所になる。そういう出会いを求めて、いろんな店を訪ねるのがまた楽しい。
スーブニール 白山市鶴来白山市鶴来今町レ16
◆お店のページ→鶴来 | Souvenirスーブニール |
\こぢんまりした素敵なお店シリーズ/