旅と日常のあいだ

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返ってきた3.3.3のひなまつり風景印と、もう存在しない風景印

令和3年3月3日の「3.3.3」消印がほしくて郵頼していた風景印。今日までにすべて手元に戻ってきた。ひなまつりにちなんで、ひな人形の風景印で。

 

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栃木県 氏家郵便局。風景印の枠が桜の形なので桜の切手を使った。(切手は静岡の神社なので栃木とは関係ないが)背景の桜並木や山々、おひなさまの着物の柄まで細かく作り込まれていて見ごたえがある。

 

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徳島県 坂本郵便局。こちらのひな人形はほのぼの系。右近の橘、左近の桜が描かれている。この切手も静岡のものだけど、鳥居&山の組み合わせが切手と完全にマッチしていてこれしかない!と思った。

 

ここまではいいんだけど、もうひとつ、思わぬものが返送されてきてショックを受けている。

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これ。埼玉県の鴻巣人形町郵便局に私が送った封筒なんだけど、ふせんが貼られて戻ってきた。いわく「当局には風景印がないため返送させていただきます」と。えっ?なんでないの!? 郵便受けの前で大きい声が出てしまった。ネットで「風景印 ひなまつり」で出てきたからホイホイ送ったのだけど、今になってちゃんと調べてみたら、ここの風景印は2019年9月に廃止されていたことがわかった。なんということ…。頼んだ先に風景印がなかったなんて、我が風景印収集の歴史上で初めての珍事。まったく信じられないミスである。

しかも何が悲しいって、いつもは自分用にしか頼まないところ、この風景印はあまりにも素敵なので友だちにも送りたくて、宛先とメッセージを書いた絵はがきを同封していたんだよね。「めずらしい3.3.3の消印です」って書いて。それが何の消印も押されぬまま自分のところに戻ってきてしまったいま、この文面の虚しいことよ。だって次に3.3.3が巡ってくるのっていつ…? 84円分の切手も無駄になっちゃったし。

 

教訓、風景印を依頼する際は、現役で存在していることを確かめること。初歩の初歩。