2ヶ月ぶりに、たいやき店「土九」に行った。去年は毎週のように行っていて、それは図書館→土九の流れが恒例となっていたからなのだけど、今年は図書館→ミスドでピエール・マルコリーニのドーナツを買うことが続いていたから。一時的にドーナツにハマりまくったのは事実だけど、たいやき愛が失われたわけではない。それに、3~4月は期間限定で桜あんのたいやきが登場する時期。これが毎年すばらしくおいしいので、時期を逃すわけにはいかないのだった。
見るからに香ばしくておいしそうなきつね色。耳の大きさがうれしい。
中は、桜葉入りの桜あんと白玉団子2つ。この桜あんが実においしくて、塩気と桜の香りがこれしかない!という絶妙のあんばい。桜あんというからには桜の味がしてほしいけど、これは味も香りも強すぎず弱すぎず、甘すぎずしょっぱすぎず。口当たりもさらっとしていて、どれだけでも食べられる自信がある! もっちもちな白玉団子との対比もよくて、最後の一口まで幸福感に満たされながらあっという間に食べてしまうのだった。
だいたい、あんこの種類の中で「桜あん」の存在なんてふだんは忘れており、自発的に食べたくなることはほぼないという人が大多数だと思うんだけど、土九の桜あんはその認識を超えている。是非とも積極的に食べるべき。とにかく大好きなので、桜あんたいやきの販売期間中は、粒あんとかカスタードクリームとかの定番たいやきには一切目が向かず、ひたすら桜一択となるのだった。まったく、ピエール・マルコリーニのドーナツにかまけてる場合じゃなかったわ。