旅と日常のあいだ

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北陸の冬には雪が、カステラの底にはザラメが必要だ

朝起きて窓の外を見たら雪が積もっていた。おお、やっとか、と思った。金沢での積雪は2ヶ月ぶり。先日、「氷室の仕込み」という伝統行事があったのだが(冬に積もった雪を蔵に入れておき、夏に開封して涼を得るというもの)、今年はなんと! 行事が始まって以来初めて、積雪ゼロで当日を迎えることになってしまった。仕方がないので、関係者はスコップで雪をすくうフリをし、それを蔵に入れるフリをして儀式をおこなったとニュースでやっていた。前例がないから、どうするか相当悩んだだろうね……その結果の、もの哀しいパントマイム。遠方から来ていた観光客も、「一体どんな顔して見てればいいの」って表情をしていたわ。今後の降雪で、氷室に入れる雪が確保できればいいね。

日中も気温が上がらず(昨日の最高気温は1度)エアコンをつけていても室内が暖まりきらない感じ。寒い寒いと唱えていても仕方ないので、体の内側から暖かくなるよう本気でラジオ体操などしてみる。全身の血行がよくなるよう、指先ひとつひとつに意識をゆきわたらせながら。急に立ち上がって不思議な踊りを始めた私を、我が子は「なにごとか」という顔で見上げていた。そして「おもしろいダンスがはじまった」と見たのか、パチパチと拍手をしてくれた。君は体温も高いし、薄着&裸足でも平気なんだよな。いいなー。かあさんは靴下2枚重ねなのに足が冷たいよ。切ない。

そして、気分を上げるためにカステラを焼いた。オーブンによって室温も上げるねらいだ。カステラを焼くのは(たぶん)人生初だけど、上手にできたと思う。

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表面のしっかりした焼き色も、内側の黄色もよい感じ。ふわふわ・しっとりでおいしくできた。このところパウンドケーキばかり焼いていたから食感の違いが新鮮。パウンドケーキのずっしり感も好きだけど、カステラのふんわり感もいいなー。

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焼き型は牛乳パックを使った。パウンド型だと断面が台形になるけど、牛乳パックはきちっと四角くて「カステラらしい」見た目になる。形は大事。そして洗わずに捨てられるのもラクでよい。簡単だしおいしいし、次は抹茶カステラを焼く予定。そのときまでにザラメ糖を買ってこよう。「カステラらしさ」にはやはりザラメが必要だなと、ザラメなしのカステラを作ったことにより再確認したので。カステラにザラメが必要というより、ザラメまじりの生地がくっついた薄紙があってこその、カステラよね。

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