旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


北陸は普通に雪の日。シュウマイを作って食べる。

関東でまとまった積雪があり大きなニュースになった週明け。大雪に備えろ、気をつけろ、不要不急の外出は控えろという呼びかけを聞きながら「がんばれ関東勢~」と思っていたら、同じ頃ここ石川県でも大粒の雪が降り始めた。それも、短時間でみるみる積もるタイプの。職場の窓から外を眺めていると、道路も民家の屋根も笑えるくらいあっという間に白くなっていく。やば、めっちゃ降ってる。

関東に気を取られて油断してたぞ、こっちも降るなんて聞いてないんですけど! 予定外の天候に困惑しつつ、いやいや、そもそも何も言われなくても普通に雪が降る地域だったわ、と思い直す。2月はじめの北陸だもの、雪は当たり前に降るものなのだった。今冬は妙に気温の高い日があったり、北陸らしからぬ青空が広がったり、なんだか春っぽいなと感じることが少なくない。が、こうやって雪が積もると「あっ、まだまだ全然冬だったわ」と思い知らされるね。

 

 

そんななか急に思い立ってシュウマイを作りたくなり、皮とひき肉を買って帰った。シュウマイ好きの子どもに、そうと知られず野菜をたくさんとらせるべく、塩もみしたみじん切りキャベツとえのきだけを山ほどいれて肉をこねる。製氷皿にシュウマイの皮を置き、中心に肉だねをのせて指で押すという方法で成形。蒸し器ではなくレンジで加熱した。

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想像以上においしくできた。が、子は「やったー、シュウマイ大好き」と言ってたわりに2個しか食べず。野菜入れすぎがバレたのだろうか。いっぽう私は10個くらい食べた。野菜が多いゆえなのかジューシーで、小籠包的なおいしさもある。簡単にできるからまた作ろう。次は、子がもっとパクパク食べる配合と味付けを編み出したい。