旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


年末のできごとを書いてるあいだに、新年になっていた

2023年があと30分ちょっとで終わる。明けたら令和6年か。早いなー。なんでもかんでも「平成最後の」ってつけてた改元のころがもう5年前。早すぎて意味わからん~。

・年末の備忘録。12月30日、金沢のパン屋さん「シンタテベイク」へ行く。年内最後の営業日。12月半ばにシュトーレン作り教室に行ったため、店の人が顔を覚えてくれていたのがうれしくこそばゆかった。このあと友人に会う予定だったので、おみやげにカルダモンロールを買う。シナモンロールも売っていたけれど、カルダモンロールはめずらしいなと思って。シュトーレン教室のときに店主はカルダモンが好きだと言っていた気がする。ピリッとして爽やかな香り。あとで自分でも食べてみたけど、なかなかパンチの効いた香りだった。食べ慣れたシナモンロールを想像して口にすると、おっ!?とびっくりする味。うーむ、これは好みが分かれるかも。おみやげにするならシナモンロールの方が安牌だったかな、でもカルダモンのほうが店のカラーや個性が出てるよな。

・帰省により集まった友人4人と、お盆以来のランチ。予約していたお店のオペレーションに難ありで非常にあわただしかった。12時30分からの1時間制ということを了承して予約し、時間ぴったりに入店したものの、先客が押しており10分ほど遅れての着席。メニューは1種類のみなのでそのまま待つ。料理が運ばれてきたのは13時5分。この時点で残された時間は25分だけ。すみませんがそのつもりで食べてくださいと、さほどすまなそうでもなく言われる。料理の内容はよかった。品数が多くてどれもおいしくて、だからこそゆっくり時間をかけて味わいたかった。間に合うよう食べきるのが優先になってしまい、時計を気にしながらとにかく箸を動かす。なんかいろいろと、もったいない気持ちだった。頑張ったけど10分くらい押してしまった。そもそも1時間制に無理があると思うので、お店には見直しを強く要請したい。

・31日。午前中、今日まですっかり忘れていたお風呂掃除。天井も壁もぴかぴかにした。

・昼は義実家にて、大晦日恒例のすき焼き。醤油も砂糖もたっぷりの甘辛いタレで煮た牛肉に、さらに生卵をまとわりつかせて食す。おいしさを追求した欲望まみれの食べ方だな、最高だな。そしてタレを吸いまくった車麩がもう、悪魔的なおいしさ。たらふく食べた。70代の義両親も肉&卵をむしゃむしゃと食らっており、食欲旺盛で健康なのはありがたいことであるなと思った。

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・帰りにスーパーで生そばと甘えびのかき揚げを購入。ここ数年、大晦日ではなく30日にお蕎麦屋さんに行くのが常であったけれど、今日は自宅で年越しそばにした。私と夫はかけそばで、子は冷たいのがいいというのでざるそばで。

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・紅白にPerfumeとYOASOBIが出るのを楽しみにしていた子ども、序盤に出てきたPerfumeに喜び、自前のペンライトを振りかざして視聴していた。「FAKE IT」の盛り上がり気持ちよかったー。観客と距離が近くてライブ感あって、上からぐるぐる回るカメラワークもかっこよくて。YOASOBIはトリの前で遅い時刻なので、録画したのを明日見ようね、ということでテレビを消す。お風呂に入ったりなんやかんや、夫と子どもは一緒に布団にいってそのまま眠る。私ひとりが起きて、これを書きながらの年越しとなった。

外は雨。いつもとなんら変わらない夜であるような、心構えを一新すべき特別なさかいめであるような。ともあれ家族元気に新年を迎えられたよ。あけましておめでとう。