旅と日常のあいだ

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4歳のクリスマス。子どもが作ったクイズが楽しすぎ。「さんたのそりのなまえは?」

クリスマスの朝、リビングの子どもコーナーにサンタさんからのプレゼントが届いていた。起きたばかりのぼーっとした顔で包みに気づいた子ども、一瞬にして全身全霊が覚醒。「うわあ、プレゼントだあぁ!もしかしてこれは…!」と興奮しながら開封。リクエストの品物が出てきたのを見て大喜び、そして「よかったー。つたわってた」と安堵の感想。よかったね。その様子を見て、私もとても嬉しい朝だった。

しかしクリスマスに関して、3歳の去年と4歳の今年では本人の知識というか心構えがまったく違ってた。保育園での啓蒙によるところが大きい。去年は、サンタさんがプレゼントを持ってくるという現象にピンときておらず、したがって楽しみだとか待ち遠しいとかの気持ちも薄め。起きたら突然見慣れない包みが出現していることに、むしろ警戒や不審を感じているようだった。開けておもちゃが出てきたことには喜んでたし、親たちからの「サンタさんきてくれたね!」の説明によって、サンタがプレゼントをくれたというストーリーはとりあえずわかった、という感じ。

ところが今年は11月のうちから、「12月25日はクリスマス」「サンタさんがプレゼントをもってきてくれる」「フィンランドからくる」「煙突からうちに入る」などの基本情報を語り始めた。そして「これがほしいんだよねー」と天井に向かってアピールしたり(サンタは上空にいるという認識)、苦手なピーマンを頑張って食べたあと「いまサンタさんも見てたはず」と言ったり(かわいすぎか)。

この、「いい子にしてるとサンタさんが来る」っていう思想(?)を前面に出すのは取り引きみたいでイヤだなあと思いつつ、私も必殺フレーズとして使いがちだった。この一ヶ月、「いい子にしてないとサンタさん来てくれないよ!」って何回言ったことやら。これってサンタをダシにした脅し文句だよな、あまりいい使い方じゃないよなとちょっと反省。(来年は気をつけよう)

ともかく、子どもにとっては「ほしいプレゼントがもらえる日」としてのクリスマスを超楽しみにしていた今年。期待にこたえられてサンタさんも一安心よ。

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子どもが作ったクリスマス3択クイズが秀逸。「クイズ作ったから見て」と呼ばれて見たら、構成も問題もすばらしくてびっくりした。

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くりすますつりーは なんのき?

もみのき/しーのき/くりのき

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選択肢ごとに切れ目が入ってて、めくるとそれぞれ◯✕が書いてある。この仕掛けを自分で考えて作ったのすごい。あと、ひっかけ回答として「くりのき」を入れてくる小賢しさよ(笑)

 

くりすますリース なんのためにかざる?

サんタがまいごにならないため?/ほいくえんのめじるしになるため?/おうちにプレゼんと とどけるため?


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さんたさんのぼうし なんのためにかぶる

ゆき あたまにおちないようにするため?/さんたがころんでもいたくないようにするため?/さんたがこわくないようにするため?

やだ~、設問も選択肢もかわいい~。

 

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サんたのそりにのってるトナかいのなまえは?

ルドルフ/ぽっき/ねーぴー

これは難問。ルドルフがやけにカッコいいんだけど、正解は「ねーぴー」だって。

 

いよいよ最終問題!!!

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さんたのそり なんていうなまえ?

むー/くつ/おかあさん

 

なにこの選択肢(笑) 正解は…「おかあさん」。爆笑した!最後にこんなオチまでつくとは、我が子ながらいいセンスしてるな〜。