旅と日常のあいだ

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クリスマス前日、子どもとケーキ作り

クリスマス前日。昨日の雪かきのおかげで全身がくまなく痛い。許されるならば、半日くらいただ布団のなかで横たわって過ごしたい!と切実に思うが、そうは問屋がおろさない。問屋というか子どもが。今日はかねてから約束していた「ケーキを作る日」だったので、きしむ体に鞭打って頑張った。

子がやりたいのは、生クリームをしぼること。あるとき食器棚の引き出しにあった絞り出し袋を見つけて「これなに? どうやってつかうの?」と興味を持ち、その日からずっと「クリームのしぼりをしたい」と言い続けていたのである。お待たせしました、今日がいよいよ出番だよ! というわけで、スポンジケーキを焼くのは私の役目。

久々だったけどうまく焼けた。スポンジケーキが冷めたら生クリームを全面に塗る。余ったクリームを絞り袋に入れて、子にバトンタッチ。

 

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4歳児、初めての生クリームデコレーション。「うわあぁぁ~!」と声を上げながら、喜んで絞り出す。できるだけ手も口も出さずに見守る方針…なんだけど、これはだいぶ前衛的というか、アオムシがのたうち回っているみたいだぞ。「どこを切ってもクリームが食べられるように、もうちょっと全体的にのせてみて」とアドバイス。最終的に、表面にすきまなくアオムシが配置される仕上がりとなった。「映え」の対極。

子の希望によりフルーツはなし。見た目と食感をにぎやかにするため、板チョコをけずって散らした。ホワイトとミルクの2種類。

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完成品がこちら。中はクリームといちごジャム、上はクリームとダブルチョコ。子は「クリームしぼるの、むずかしかったけどがんばってよかった~。ケーキめっちゃおいしい!」。その感想が聞けて何よりだ。

あと、今回生クリームがとてもおいしかった。初めて買った「明治おいしい生クリーム」という商品。乳脂肪40%の純生クリームで、しっかりコクがあるけど重くなくて食べやすいなと感じた。クリームが主体の今日みたいなケーキのときにはなおさら。