旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


はてなの日記本を読んだ。知らない誰かのことを近く感じた。

先日の日記祭イベント@下北沢で配布された「はてなブログの日記本」。記事が掲載されるというメールがきていたのだけど、その日は予定があるし何しろ遠方なので、手に入れることは無理だなとあきらめていた。

が、夫が関東在住の友人に呼びかけてくれ、行けそうだという人が現れ、「ゲット!」との知らせが。やったー! そして今日、念願の日記本が我が家に郵送されてきた。手に取れるとは思ってなかった…。一緒に配布されていたステッカーや交換日記企画なども同封されており本当に嬉しい。夫もだけど、何よりもご友人。その善意とフットワークの軽さに最大限の感謝を表します。

日記本は、45ページに34編の日記がおさめられていた。その中のひとつに見覚えのあるタイトルがあって、誇らしさやら気恥ずかしさやらで心拍数が上がる。ブログ記事を紙で読むの、新鮮。パソコンやスマホで見るのとはまた違った良さがあるね。

まったく知らない人の、それぞれのある1日の断片が並んでいて、この本がなければ目にすることのなかったであろう誰かの生活、悩み、食べたもの、うれしかったことなんかが今たまたま目に触れているという不思議さ。どこの誰かもわからない人に共感したり、がんばれとエールを送りたくなったり、笑わせてもらったりすることのおもしろさ。

名も知らぬ無数の私たちがこんなにもいろんなことを考えていること、それを文章で残そうとしていること、その共通点によって引き合わされていることがなんだか愛おしく感じられた。そういう思いを抱かせるという点で、日記本という企画はすごくいいなーと。掲載されてるみなさんのブログ巡りをする楽しみもできたし。

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