数日前、思いがけないメールを受信した。
件名は『あなたの日記を「はてなブログの日記本」に掲載します』。送信者、はてなブログ運営。目に飛び込んだ瞬間、嬉しさで体温がぷわ~っと上がり、足元がふわふわと浮き上がるような感じがあった。
この度は「はてなブログの日記本」へのご応募ありがとうございました。
想定を上回る数多くの応募がありましたが、選考の結果、日記を「はてなブログの日記本」に掲載いたします。「はてなブログの日記本」は告知の通り、2023年12月10日(日)の第4回「日記祭」で配布を予定しています。
出店者それぞれが自分の日記を本として販売する「日記祭」というリアルイベントがあり、はてなブログもブースのひとつとして参加。そこで配布する日記本の掲載記事を募集していたので、私も応募していたのだった。その事実すら忘れかけていたところに今回のメール。うれしい。とてもうれしい。
長いこと編集やライティングを仕事としていたので、自分が書いた文章が本になって世に流通することは多く経験している。でもそのほとんどはクライアントや取材先あってのもので、確かに私の書いた文章ではあるけれども、私個人の体験や考えを書いたものではない。その意味では、ただ純粋に自分の好きなように、自分だけの責任において書いたものが本に載るっていうのは初めてかもしれない。
できあがった本はどんな体裁なんだろう、ほかにどんな日記が載っているんだろう。当日会場に行けないのが残念だけど、行った人のレポートをあとから読むのが楽しみ。ブログという場所を離れて、書いたものが紙で積まれて、どこかの誰かの手に渡って目に触れるって、なかなかエキサイティングで夢のある出来事よね。
「日記祭」の開催は、12月10日(日)下北沢にて。
▼当日、夫の友人が会場に行ってくれて、現物を手に入れることができた!